2019年09月20日

動物愛護って?

こんばんは。
またまたお久しぶりの更新です。散トレシーズン始まるのでそれに向けてまた記事を色々書かなくてはと思っています。

と、その前に、動物愛護週間の催し物のお知らせです。



朝霞市は彩の国動物愛護推進員を委嘱された方が結構沢山いて、パネル展を見てもペット同行避難の啓発やTNR活動など、とても充実した内容になっています。そこに、もう少しソフト的な内容を添えられたらと思って、今回は
「犬のボディーランゲージを知ろう!」という内容のパネルを用意しました。(パネルと言っても紙ですが。(^-^;)

動物福祉市民講座を受講した時、おしなべて言うと、
『"動物愛護"は人間主体であるのに対し、"動物福祉"は動物主体である。
そして、動物福祉は科学である。なぜなら、動物の苦痛は科学で測定できるから(生理学的に測れたり、行動学的な変化がみとめられる。)』
というお話しを伺いました。

動物愛護と動物福祉については、こちらも参考になるかもしれません。
http://www.kspca.jp/aigo-info/aigo-top.html

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「動物がかわいい。かわいがりたい」という、動物を思いやる人達は、可愛がりたい動物を苦しませたくないのが自然だとおもうので、動物
愛護活動には動物福祉の視点が必要だと感じています。

だから、犬のボディランゲージ(動物行動学)や、行動分析学を学んで実践へつなげようとすることが動物愛護に繋がるのではと思っています。



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2019年08月27日

『犬のボディランゲージを読み、人の犬的ボディランゲージを伝える講座』(2)

こんにちは。
一日おいて一昨日の続きです。

土曜日のセミナーで感じた、私たちヒトが犬に対してやりがちだなと思う勘違い(=ボディランゲージの読み間違い)の二つめが、前回の最後にでてきた「支配性理論」を当てはめてしまうことだなと感じています。

■主従関係が逆転しているから?

犬が吠えたり噛んだりというとき、
「ヒトとの間の主従関係が逆転しているから(だから力でねじ伏せて人間がリーダーだと教えなければいけない)」
と思っていたり、そう教えられる人がまだいるかもしれません。
フセをすることが服従のしるしだと思って無理やりその形をとらせようとばかりしていると、彼らの
「ねえ落ち着いて」
というメッセージを見落としてしまうかもしれません。

* * * * * *

また、服従という意味では、彼らが同族相手に時々どう理解したらいいのか悩んでしまうボディランゲージを示すことがあります。
たとえば、成熟した大人犬やキャパシティの広い犬が子犬の前で寝転がってお腹を出したり、背中を丸めて歩いたりなど、弱弱しいボディランゲージをあえて彼らがしている・・など。

お腹を見せるというその行動ひとつ見たら弱い犬なのかな?と思うかもしれませんが、普段の様子からそういうものを感じない犬がそういう行動をとるとき、別の意味が見えてくるよね?怖がったりしているわけではないのにそういう行動をするのはなぜだろう?

というところまで先日の講座では考えました。そこまで考えてボディランゲージを理解しようとすると、犬の素晴らしさがしみじみとわかるような気がします。いや、本当は生きものってどんなものでもそうやって多面的に捉えないとわからないものなのかもしれません。

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この話をしていると必ず思い出すのがルビーのことです。
彼女は普段のお散歩で犬に会うとビューンと距離をとることが多い犬でした。私はそれが相手から逃げているように見えて、彼女は犬が怖いのだと思っていた・・・というお話はブログにもよく書いてきたことです。
でも、初めてお散歩トレーニングに参加した彼女の姿(沢山の犬がいる場所で喜びのあまり走り出した。)を見たら、犬が怖いわけではなく犬らしい言葉を使っていただけだとわかったのでした。


でも、そのルビーがある日の散トレでパピーちゃんと走り回っている時に突然コロン!と転がってお腹を見せるという行動をしたのです。
怖がったり劣位の犬というわけでもないのにお腹を見せる・・どういうこと?って。


土曜日のお話しからすると、彼女はきっと興奮を鎮めたくてわざと自分が負けたみたいな恰好をとったのかなと、後になって理解するようになりました。
そういうのを見ていると、犬って落ち着きたい生きもので、だから成熟した大人犬は
「ねえ落ち着こうよ」
とおどけたりわざと劣位の犬がするような行動をとって、その場を宥めながら生きているのかなと思うようになりました。これって生きものとして見習いたい・・・。だから、私にとってルビーは先生だったなと思います。

相手や自分を落ち着かせようとフセをしたりお腹を見せたりするのを、
「服従している」(=だから何かあったら犬を服従させなければならない。
とずっと思い違いをしているのは惜しい事だと私は思います。

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大昔、ヒトは協力して狩りをするすべをオオカミ(犬)から学んだと言われています。
何度も書いていますが、オーストラリアの先住民族アボリジニの文化には
「犬のおかげで人間になれる」
と言う言い伝えがあるそうです。(「動物感覚」テンプルグランディンより。)

現代のヒトも、そんな姿勢を持つことができるのではないだろうか・・。
古代から脈々と続くイヌとヒトとの歴史の上に自分と自分の犬の暮らしもあって、さらに新しい歴史をつくっている最中なのだと思うと、共に暮らせたことが幸せだったと感じずにはいられません。
この幸せを彼らに伝える為に、私も彼らの言葉(ボディランゲージ)を使えるように成長したいと思っています。

今回のセミナーでお話しがあった、”犬のボディランゲージをどんな風に使うのか”、はまた別の機会に。(実はこれまでも記事にしていますが。)もしくはチャーリードッグスクールの「犬の森」へどうぞ☆


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2019年08月25日

『犬のボディランゲージを読み、人の犬的ボディランゲージを伝える講座』(1)

こんにちは。久しぶりの投稿です。
昨日は『犬のボディランゲージを読み、人の犬的ボディランゲージを伝える講座』(主催:チャーリードッグスクール夏目先生)に参加してきました。

犬のボディランゲージを学びその意味をとらえ(=理解し)、次に自分も彼らの言葉をつかってこちらの意図を伝えられるように。そこまでを学びます。

「どうしてそんなことをわざわざ勉強するの?」と思いますか?

でも犬を迎えたら彼らを幸せにしたいと思うのは当然だし、彼らを可愛がりたいと思うならそう思っていることを犬に伝えたいですよね。
家庭犬にまず必要なことは、自分が暮らしている場所が安心できる場所だと感じること。大前提としてそれが必要だと思います。
だからこそ、
「一緒に仲良く暮らしたいんだ。(戦いたいわけじゃないんだよ)」
を犬に伝えられるようになれたらいいなと思いませんか?

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でも犬のボディランゲージを知らないと、私たち人間は彼らが言っていることを間違えて解釈することがとても多いようです。
そんな私たちがやりがちな勘違い(=ボディランゲージの読み間違い)を二つお話ししてみたいと思います。

■”攻撃的”なのではなく怖がっているのかもしれません

私たち人間は犬に吠えられたり噛もうとしたりしている犬を見ると、ついつい攻撃と捉えがちですが、彼らのボディランゲージをよくよく見ると実は怖がっているというのがわかったりします。でも実際にそのような状況下で落ち着いて見るということは難しいので勘違いしやすいですね。だからこうやって何でもない時に学ぶことはとても意味のあることだと感じています。何でもない時に落ち着いて学べば、いざという時に
「あ、このボディランゲージは怖がっているということだな」
ってわかると思います。

「動物が幸せを感じるとき」(テンプル・グランディン)によると、恐怖システムは怒りシステムを活性化するそうです。
そして犬たちのその怒りの表現が人間にとっては攻撃なのですよね。
だからまずは犬が怖がっているということを理解できればその時点でやろうとしていることをやめてあげれば(=恐怖の対象を取り除いたり距離をとる。)良いということがわかります。だから、怖がっているというボディランゲージを知ることは大切なのですね。

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犬同士の間では序列をつくる彼らですが、人間との間ではそれはないと言われている犬たち。
犬のボディランゲージを学ぶと、上記のように犬のことを勘違い(怖がっている犬を攻撃的と)したり、犬が人を支配しようとしていると考えたりしなくてすむと思います。
逆に言うと、
犬が人との間に序列を作ると言っている人はボディランゲージを知らない・・・のかもしれません。

だからボディランゲージを学ぶと良いなと思う事のひとつに、私たちの勘違い(ボディランゲージの読み間違い)の中でも最も多いであろう
『支配性理論』に惑わされないですむ、ということが挙げられると思います。

・・・と、長くなりそうなので明日に続きます。

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