2019年11月08日

つくばお散歩トレーニング終了しました♪

こんにちは。
今日も気持ちの良い秋晴れです。明日は地元の公園で秋祭りが開催されるようです。夕方のキャンプファイアー見たかったけど、用事があって見られないのが残念。(´;ω;`)

* * * * *

昨日は「つくばお散歩トレーニング」でした。
10月の「さいたまお散歩トレーニング」がことごとく中止になってしまったため、「犬とまんまる」この秋最初の散トレでした。
これまでのお天気の悪さが嘘のような、美しい秋晴れでしたね。お天気もみんなの再会を祝ってくれているようで嬉しかったです♪

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昨日は、3mリードの使い方をお話しさせていただきました。
お散歩トレーニングでは3mリードを推奨しています。
犬たちが頭を下げて歩いたり、嗅ぎたい匂いを嗅げたり、ボディランゲージで犬同士会話ができたりと、犬が犬らしくいられることで安心し楽しめ、そして満たされるお散歩を提供したいので、そのためには3mリードがちょうど扱いやすい長さだと感じます。

リードの張り(テンション)は、犬たちの警戒心を煽ったり、身体のバランスを崩したりするので、常にテンションが掛かったままだったり、リードを強く引っ張ったりせずに済むような優しいリード使いを目指します。

”叱らない”方針のお散歩トレーニングなので、参加者のみなさんには常にそれをお願いしていますが、こちらが叱っていないつもりでも、犬が”リードで叱られている”と感じるようなリードワークをしている可能性があります。それを改善させるねらいもあります。

また、”犬が叱られてる”という感覚にならないように、ということと同時に、近づいてほしくないものに近づきそうな時は止める必要があるので、その時はリードで引っ張り返さないように”止める(引っ張り返さないけれど絶対に行かせない)”、止め方の丁寧さも求められます。

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ジャムラ母さんとララちゃんのデモ♪
オヤツをあげる時は、犬のマズルはした向きで♪

また、いくらリードがゆるんでいても、地面につくほど緩んでいて、足に絡まって危険だったり、もしくは地面に垂れ下がったリードの重さでハーネスが片側に傾いていたら体にも影響がありますので、緩め方も丁寧に行いたいです。(リードを”犬が引っ張られていると感じない程度に”緩めるので、端から見ていると緩んでいないように見える場合もあるかもしれません。)そんなリードワークをするためには、両方の手、そして自分自身が動く必要があるので、ハンドラーはボーっとしていられず結構忙しかったりするのですよね。

例え首輪でなくハーネスを使っていても、リード使いが乱暴だと犬の身体を傷めたり、警戒心を煽ったりしますので、丁寧にリードを使うって大切です。

昨日もお話ししましたが、散トレに集まってくださる方は
「犬が嬉しそうにしていたら自分も嬉しい」
と感じる方が多いのではないでしょうか。
だからこそ、リードワークや「名前を呼んでおやつ」の話に耳を傾け、何がどうなって犬が心地よいのか?ということに興味を持ってくださっているのだと思います。だからこその、あの暖かい空気なのでしょうね。

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最初は”犬周りの困った問題”を解決したくて踏み入れたこの犬の学びの世界。
でもいつの間にか自分を困らせて(いると感じて)いた犬のことが愛しい存在になり、そしてその犬が喜ぶことは自分も嬉しい、そんな風に変化するのはなぜだろう?と、ふと不思議な温かさと切なさに包まれる瞬間があります。
犬も私たちと”動物”で、つまり一つの命。その命の問題と向き合う時、その命が抱える問題を解決しようとすると自分の中の同じようなものに触れる必要があり、それが自分自身を変えるのかもしれません。
困った問題の表面的なことを変えるのではなく、その中身を一緒に学び続けるお仲間さんと一緒に歩くことのできるこの場所は、私にとっても宝物。そう感じたお散歩トレーニングでした。
幹事のジャムラ母さん、そしてご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

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2019年11月06日

散トレ前日に思うこと♪

こんにちは。
気持ちの良い秋晴れです。晴れた空がふと切なく感じるのは、自分が生きてきた歴史の中で条件づけされた感情なのだろうなと毎回思います。

それはそうと、^^;前記事でご紹介した公益社団法人日本動物福祉協会が主催する「動物福祉市民講座」は連続講座なのですが、毎回新たな学びがあり本当に良い刺激になっています。12月7日(土)、8日(日)には「第4回シェルターメディシンセミナー」が開催されます。ご興味のある方はぜひ!と思います。(8日は「つくばお散歩トレーニング」なので、そちらへの参加も歓迎いたします☆)

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近所の公園のスズカケノキはまだこんなです。

自分の中に新たな知識が入ってくると、それを知らなかった頃の自分とのせめぎ合いがおきますよね。
私が犬と犬周りのことをスクールで学び始め、”叱らない”ということや”名前を呼んでおやつ”を知った時にも同じようなことが起きたのを覚えています。

”体罰はよくない”と、10年前にそれを言える人はとても少数であったと思いますが、今でもこの認識が世の中に十分にいきわたっているとは感じられません。
先日のRSPCAの方の話によると、各農家の「産業動物の福祉」が守られているかどうかを評価するチェック票には、”はい”か”いいえ”のみで(グレーゾーンがない)答える必要がある、というお話しがありました。その中に、”痛み、怪我、病気、苦しみから守られているか”という項目があります。つまり動物を殴ったりしてはいけないということなんですよね。家畜の世界にも広がりつつあるアニマル・ウェルフェアの問題ですが、翻って、伴侶動物である犬たちはどうだろう?と感じた箇所でもありました。

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自分以外の生きもののことを想う時、必ず自分自身の同じようなことに向き合う必要があり、それはたびたび私を悩ませます。
例えば”犬の社会化”と言うけれど、それを担う自分は社会化されているのか?というのは、何か心につっかえるものがある時にしばしば感じることです。
けれども、新たに学んで知ったことがあったらそこから目を背けるのではなく、自分を変えようと思う。そういう力を蓄えることは、自分の人生をいかに豊かに彩るのか、ということと同じなのかもしれません。自分だけが持っている”宝箱を開ける鍵”みたいなものかも・・なんて思うようになりました。

さて、明日は「つくばお散歩トレーニング」です。
やっと。本当にやっと!という感じですが、秋からの散トレ第一弾が開催できそうです。
厳しい夏と激しい気象を乗り越え、またみなさんと一緒に歩けるのを楽しみにしています!よろしくお願いいたします!


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2019年11月04日

『産業動物の福祉セミナー』に参加しました♪

土曜、日曜と「公益社団法人日本動物福祉協会」主催の『産業動物の福祉セミナー』に参加してきました。
イギリスRSPCA(王立虐待防止協会)の職員の方2名(ポール・リトルフェアー氏、フィル・ウィルソン氏)からは、イギリスの産業動物の福祉の現状とこれからの展望を、そして日本からは一般社団法人アニマルウェルフェア協会の瀬尾先生、米国獣医行動学専門医の入交先生から、日本の産業動物の福祉の現状や研究結果についてお話を伺いました。(「動物福祉」は"Animal Welfare(アニマルウェルフェア)"の日本語訳です。


2020年の東京オリンピックの開催に向け、主には国外から日本の家畜の福祉について関心が寄せられているようです。
”動物の福祉”と言っても日本では、「5つの自由」を知ってはいても、その内容について突き詰めて考えたり、動物たちに対してどのようにすることが彼らの福祉を守ることになるのか、などの具体的な内容を学ぶ機会は少ないのではないでしょうか。

ただ、例えばひと昔前には”動物には感情がない”と言われていたけれど、今は”動物にも感情があることが科学的にわかっている”など、動物たちの姿を科学が明らかにしつづけている今、自分たちの考え方やふるまいを
「知ったからには変えねばならない」
と感じる機会は一生の中で何度も訪れるであろうことが簡単に予想できます。
感情や感覚のある動物を、
「どうぜ肉になるんだから生きている間のことはどうでもいい・・・のか?
というような。

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イギリスの消費者の産業動物の福祉に対する関心は非常に高く、日本との差に頭がクラクラしそうになりましたが、その消費者の声が動物の福祉を守るための法律を作り上げてきた、ということなのだと思います。
となれば、やはり私も日本の一消費者として声をあげなければねと思うのですよね。

RSPCAの方の見解では将来「魚の福祉」について考えることが避けられない日が来るだろうということでした。確かに近年では魚の情動や知覚についての新たな研究結果も出てきているようです。
そういったお話しを聞くと
「自分が口にする”肉”となる動物たちが、生きている時にどのくらい精神的・肉体的にしあわせ(とあえて書きますが)であったか」
を気にする流れは今はまだ小さな雫に過ぎないかもしれないけれども、そのうち必ず本流になって、私たちもそれを無視することはできなくなる日が来るのでしょう。

動物の福祉の問題を考える時、必ず自分の生き方を問われているような気持になるのは、きっと自分を含めた命との向き合い方を問われている気持ちになるからなのでしょうね。
イギリスと日本の違いに愕然としながらも、日本国内での取り組みや研究が始まっていることも知ることができ、希望も持てたセミナーでした。変えていくのは私たち自身(消費者一人ひとり)なのだろうと身をもって感じた、本当に充実した二日間でした。

※「伴侶動物の福祉」についてもおもいを馳せた2日間でしたが、そのお話しはまた別の機会に☆


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