2017年06月16日

「動物の飼育管理のための応用行動分析学講座」


こんにちは。朝からお天気良かったですが、なんだか夕立が来そうな気配の埼玉です。

2日間ほど、近所に住む旅立ち近い猫の付き添いをしてました。
つくづく思うのは、やっぱり人と暮らす犬猫達は、抱っこ大好き、体のどこを触られても平気・・にしておいてあげると、最期の時もお互い安心していられていいなあと思いました。
犬も猫も個体差があって、きっと生まれつき警戒心が強い子や敏感な子、そしてそうじゃない子も色々いるでしょうけど、でもどんな個体でも上記のような状態にしてあげることは可能だと思うのですよね。(勿論私もそれをずっと意識しながら暮らしています。)この3日間くらいはずっとそんなことを考えていました。

今週はそんな感じでちょっと忙しかったんですけど、先週の土曜日には、去年3回まで受講させて頂いた青木愛弓先生の「動物の飼育管理のための応用行動分析学講座」第4回目に参加してきました。

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一緒に暮らす犬や猫(もしくは他の伴侶動物達)の問題行動。
私たちは”問題行動”だと思っているけど、困っているのは実は犬や猫達だったのね、という視点を持てるようになる講座です。

今回も、彼らがどうしてそういう行動をとらなければならなかったのか、それを作り出しているものは何だったのか・・・ということの答えがここにも、そこにも、あらこっちにも!^^;という感じで解き明かされていく感じがした講義でした。

動物の行動だけでなく、自分の行動も分析していくからこそ見えてくる新しい世界に、きっと私だけじゃなく、先生の講座に参加されている全ての人が自分にツッコミを入れ^^;(講義中は先生が音速よりも速いツッコミを入れて下さいます。^^;)

何かできるようにしようとか、何かに慣らせようという気持ちが強過ぎると、どうしても気持ちが急いて動物に親切じゃないことをしてしまいそうになる私達人間ですが、そうなりそうなところに直にツッコミを入れて頂きながら勉強できるのは本当に貴重な体験だなと感じています。
やっぱりユーモアや笑いってリラックスできていいなあって毎回思いますね。警戒心が解けますもんね。犬や猫達も私たちといる時にリラックスできたらいいなあと思います。

さてさて、そんな青木先生のハズバンダリートレーニングセミナー(主催:チャーリードッグスクール)が福島、東京、北海道で開催されます♪

一緒に暮らしている動物の問題行動にお悩みの方、またはもっと彼らと仲良くなりたい方、はたまたお仕事などで動物に接する機会のある方など、ぜひ青木先生のセミナーで一緒に勉強してみませんか。先生のお話しはとっても楽しいですしきっと大きなヒントが頂けると思います。
なかなかない機会だと思いますので少しでもご興味のある方はぜひ♪


『ハズバンダリートレーニングセミナー
ーはじめの一歩の前の下ごしらえ。やさしい手を目指してー』




私は東京講演に参加予定です。もう今からワクワク待ち遠しいです♪




応援よろしくお願いします♪
posted by カエデ at 15:19| Comment(0) | セミナー・講演会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月07日

海馬の精神

こんにちは。
梅雨入り間近なのかな。
写真はルビーとの散歩中に出会った猫。”怖いもの見たさ”なのか、チラチラと姿を現します。

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最近ブログアップできない日がまた続いていますが、^^;”FaceBookでのつぶやき”(関連記事や追記を書きたいと思った時にここに保存しています。)はアップしている日もあるので興味のある方はどうぞ。
今日は昼間投稿したものを転載します。

こんにちは。
どんより空の埼玉です。ちょっと寒いくらい。^^;

睡蓮鉢のメダカの子、成長に差が出てきて大きい子が小さい子を虐めちゃうので(小さい方が大きい方を追いかけてることもあるけど。^^;)イケスを2つに分けました。(というか増やしました。)

新しいイケスに移す子メダカを、プラチックのスプーンで掬うのですが、その時逃げられないように(=怖がらせないように)スプーンを近づけるのですが、これって犬や猫達に定位反応(「おや、なんだろう?反応」)が出ないようにお世話する時の感じとちょっと似ているな〜なんて思ってました。
小さい頃は睡蓮鉢に手をつっこんでドジョウやら金魚やらを追い掛け回していたのに、ほんと人って変われるのね、とも思いました。(脳が成長したともいう。)^^;

写真は、最近玄関のカートの中で眠るようになってきたチニタです。買い物からの帰宅時にここで出迎えてくれた時はビックリ。玄関で寝ていてドアが開いてもビックリしないのねって。お散歩の成果かなと思ったり、他にもあれかな、これかな、と想像しています。

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犬や猫と生活していると、こちらが意図していないものが彼らにとって良い刺激(または悪い刺激)になっていたりして、日々気づきがあるなあと感じます。悪い刺激がない方が生きやすい(=幸せ)に違いないので、恐がらせたり嫌がらせたりということがないように、且つ経験の幅を狭めないような暮らし方をしたいなと思いました。

最後の文章を読んで”嫌な事を一切しない”という意味にとられてしまうかも、と思ったので追記しなくちゃと思って。

これは、”嫌な事を一切しない”という意味ではなく、”嫌だと感じないで色んな事が受け入れられるように”、という意味で書きました。
嫌なことを一切しないという姿勢だけだったら経験の幅を広げることはできないですもんね。
初めてのことや、猫だったら(犬だったら)嫌かもしれないこと、将来嫌になるかもしれないことを嫌じゃないと感じられる様にしてあげること、を指しています。
つまり”社会化”ということ。
社会化とは・・・

ある個体が発達・成熟とともに所属する環境条件下において適切な認知邸、情動的、社会的行動を学習している過程をいう。(「行動生物学辞典」より引用)

社会化には、犬や猫達が好きなものを使う必要がある、ということをずっと学んできました。
彼らがもともと好きな食べものだったり、またそういうものと一緒に登場させることであとから好きになったもの(飼い主も後から好きになったものです。)を使って、この”後から好きになる”のと同じような過程を踏みながら色んなことを好きになったり平気だったりという状態にしていってあげられるんですよね。私達人間もそうやって色んなものに社会化されてきているはずなんですよね。

だから私たちは犬達を叱ってはいけないのだと思います。人間目線の叱りは、犬達を脅えさせたり(攻撃行動につながる場合があります)、コミュニケーションに齟齬が生まれたりして、彼らに社会化とは真逆の”嫌な”印象を与えてしまう事につながるからです


先日再読した本『海馬』。


海馬は経験記憶をする場所で、経験すればするほど脳細胞が増えるのだそうです。
他の脳の部位の細胞は生きていればどんどん減って行く一方なのに、海馬の脳細胞は増えて行くそうなんです。凄いと思いませんか?そしてそれは”経験”というものが育てている、ということが書いてありました。
ただ、感情の記憶は海馬ではなく扁桃体というところでしていて、両者は隣り合ったところにあってお互い深く関係しているのだそうです。つまり、扁桃体(好き嫌いが絡む)が絡むと記憶しやすいのだそう。身に覚えのある方も沢山いらっしゃると思いますが。

でも、そんなこと言ったって犬の脳と人間の脳は違うでしょ?って思いますよね。

勿論そうなんです、人間の脳と犬の脳は違うのですが、この海馬や扁桃体のある古い脳は人間も犬もほとんど変わらないんだそうです。
人間の脳の特徴は新皮質(大脳皮質)が巨大だということであるのは、沢山の人が知っている事かと思いますが、この新しい脳は古い脳の上に建て増しされたようなもので、新しい脳は古い脳を制御するものではない、というようなお話しが『動物感覚』(テンプル・グランディン著p.76あたり)の中に出てきます。
だから、扁桃体や海馬に関して言えば、それらは犬も私達人間も同じ働きをしていると言えるのでは?と思えませんか?

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やっぱり経験は多い方が脳が育つし、そしてそれは良い印象のなかで起きた方が社会化という意味では断然良いわけですし、そういう過程が個のキャパシティを広げ、生きやすさ(=問題行動に至らないで済むひとつの道)につながるんじゃないかな、なんて思うのでした。
(人間だとトラブルに陥った時になんとかそれを乗り越えた、という経験も良いものになるみたいですね。)

ちなみにこの記事の題名「海馬の精神」は、上記『海馬』の中にでてきた言葉です。私達個人個人の未知の可能性(経験によって変化し続けられる!)を示唆した言葉として私はとっても勇気をもらいました。池谷先生のお話しはとっても楽しく希望が湧く内容なので、オススメです♪





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posted by カエデ at 16:27| Comment(0) | 社会化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月05日

過程を生きている

こんにちは。
ベランダのツユクサが咲きました。綺麗な青だな〜って惚れ惚れします。

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植物を育てるのが好きな人はきっと(勿論わたしもそうですが)、彼らが花を咲かせる瞬間をイメージしながら育てている間ずーっとワクワクしながら面倒をみているのだと思います。勿論花がメインな植物でなければ、生き生き育ってくれるこを目指して、やっぱり日々ワクワク面倒をみてるのだと思います。実際そうなるかどうかはそこに至るまでの過程が大切・・・。
...
過程が大切・・・だけどその過程で起きたことを失敗だと言って否定したり、叱ったり、揶揄したりしてないかな?って時々立ち止まって確認します。

それは自分が育てている犬に対してもそうだし、犬を育てている誰かに対してもそうだし、自分自身に対してもそうなんじゃないかなって思って。

虐待が連鎖するように、叱りも連鎖するなと感じます。
自分がそういう目にあったとき、自分のところでそれを食い止められるかどうか。食い止めたいって私は思うんですよね。

植物が花を咲かせる瞬間をイメージするように、私は犬や猫を天国に送り出す瞬間をイメージしながら、その時温かいものにお互い包まれながらいられることを目指しながら、今日も明日もその過程を生きたいって思っています。

posted by カエデ at 00:00| Comment(0) | FaceBookでのつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする