2017年07月05日

それホントに可愛いかな?

こんばんは。
昨日は台風の影響で各地大荒れだったようですが、みなさんは大丈夫でしたか。
何かが起きた時必要以上に慌てないように、日頃から準備&イメトレ^^;しておくと心の持ちようが違いますよね。

実は先日、夜の9時頃に断水があって、つい「管理人室に行ってみなくちゃ」「他のお宅はどうかしら?」なんてバタバタしがちですが、そこで一呼吸おいて落ち着いて行動しないと、って、ルビーやチニタの目を意識するとそんな風に思えます。彼らを警戒させたくないですもんね。

結局、トイレは日頃からバスタブに水は張ってあったので流せるし、水も備蓄があったので夜のコーヒー(コーヒーで眠れなくなるという事がないのです。^^;)も飲めて、程なくして水も通ったので良かったです。

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警戒、という言葉で思い出すのは、ルビーは若い頃、沢山の同族達が集まるお散歩トレーニングに参加して、そこで年若いパピーなんかに会うと、必ずプレイバウに応えて一緒に遊ぶ・・・
ということをせず、^^;興奮して近くに寄り過ぎる彼らをプイプイ・・・プイプイ・・とことごとくかわして歩き、始終そんな感じでパックの中に居続ける、という犬でした。子供を産んだことがあるようなので、彼女がパピーを育てている時の姿がなんとなく想像できるなあなんて思ったものです。
ルビーを迎えた当初の私は、散歩で犬に会うと私の後ろに隠れるようにする彼女のことを見て「犬が怖いんだな」と思っていましたが、とんだ思い違いだったのはこのブログでも何度も書きました。
彼女は犬同士の互いのスペースを尊重して、自ら私を壁にして相手との刺激の調整をしていたんですよね。

こんな風に、知らないと中々犬達が何が”嫌”で何が”嫌じゃない”のか分からないことって沢山あります。
そして人は自分の感情を通さずに犬そのものを見る、ということがなかなかできない生きものだったりしますね。特に人の近くで暮らす動物達に対してはその傾向が強いかもしれません。自分もかつて様々なことを見誤っていたからそう思うのですが。

なので今日は参考になるイラストをご紹介しますね。


上で出てきたクジラ目は左から1、上から3個目ですね。
「近づかないで」ってなってますが”今その状況が嫌だ”ってことだと思います。
顔を近づけられたりハグ^^;されたり、カメラを向けられたりするとこんな風になる犬は多いのではないでしょうか。
クジラ目についてはこちらのサイトもどうぞ。


白目見えてる犬見て「かわいい〜」とか言ってる場合じゃないのだった。^^;
人目線をまず捨てないとですね。
ご自分の犬の写真にこういうのが沢山あるのを知ると凹んでしまう人もいるかと思いますが、^^;ぜひそこを一緒に乗り越えて行きませんか?!

”嫌だ”のサインって、初めから特に気を付けてやっていなければお手入れなどの時などに出やすいと思いますし、以前書いた”定位反応”もその中に一つだと思います。
お手入れにかぎらずお散歩時などにも出会った人が頭を上から撫でようとすると首をすくめる犬は多いんじゃないでしょうか。

まずは”嫌だ”のサインに気づけるように。
そしてそれが少しでもでたらやめてあげる。
もしどうしてもやらなければならない事だったら、次からは嫌だのサインが出ないように工夫する。
・・・などして、日々の生活を送る様にすると、犬との関係がもっと良くなるのではないでしょうか。
だって、嫌だって言ってる事を無理やりやられたらもっと嫌なんだってことは(ややこしい。^^;)、人間だってわかりますもんね。

と、書いてる私も日々、ルビーとチニタと共に”嫌だ”が出ない暮らしに楽しく取り組んでいます。楽しいことには”嫌だ”があるわけないので、これが毎日つづくというのは犬猫達の暮らしがずっと終わりまで楽しいものである、ということになるはず。毎日そんな風に暮らしていれば想定外の嫌なことが起きても、回復(勿論手助けします)も早いんじゃないかなと思います。それは犬にとっても飼い主である私たちにとっても幸せなことですよね。


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2017年07月01日

絶対の安心


こんばんは。
昨日、今日ともの凄い湿度でしたね。少し動くと汗がドッと・・・というよりジットリでて気持ち悪いし、ほんとうに過ごしづらい季節です。身体を冷やさないように気をつけたいですね。
犬達も、特に老犬さんはこういうお天気は気になりますよね。

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それでもルビー(推定15才)はご機嫌に過ごしております。
ご機嫌にノーズワークをやり、ご機嫌に眠って、ご機嫌にご飯に大喜びしております。

さっき寝床で寝ている時、夢を見ていたのでしょう「ワンワン!・・・ワンワン!」って高めの声で吠えてました。
普段ほとんど吠えない彼女が吠えるって、一体どんな夢を見ているんだろう?毎回気になります。^^;

そんな時、私の場合はルビーの体にそっと手を置いて耳をめくって(耳が遠いので^^;)
「ルビー」
って言うと、ハっと目を覚まして宙を見ます。
さらに
「おりこうさん」
って胸声で言うと、ふ〜〜〜っと身体の力を抜いてまた眠りに戻って行きます。

また、視野も狭くなってきたルビーは私の姿を失いやすいのですが、声も届かない為体に触れるということで私の場所を伝えるようにしています。だから体に触れられることが嫌なことじゃないように・・・。

「ルビー」も「おりこうさん」も身体に触れることも、普段彼女が楽しかったり穏やかな気持ちでいる時に声掛けしたりして、また彼女の大好きなものといっしょに現れるように日々を過ごしてきました。勿論それには、彼女の目の前にいる私自信が彼女の好きなものでなくてはなりません。
なんてことない日々の暮らしの中にそういう瞬間が沢山あって、それがいつか来るかもしれない困難(老いによる身体の不調や、それによる警戒心の高まりなども含め)に直面したときに助けになる。その為の練習になっていたんだなって最近実感しています。

彼らは耳が聞こえなくなっても目が見えなくなっても自分自身のことをかわいそうだなんて思っていないから、その辺人間である私達は勘違いしやすいけれども、そういうものも犬や猫と暮らしていると知る事ができる貴重なことなんじゃないかなと思ったりします。

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猫も、暮らし方(=取り組み方)は同じです。

どんな状態になっても、ここなら、この人がいるここなら絶対に安心だって犬が想える様な接し方を日頃からしていると、年老いた犬を介護が大変だからと捨てるなんてことは絶対に思い浮かばない事なんじゃないかな。犬がどんな姿、状態になってもずっと愛しさが続く、そんな暮らしかた(=取り組み)が沢山の人に届きますように。

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2017年06月29日

犬がリーダーになってますと言われたら

こんばんは。今日も湿度が高くてあまり過ごしやすいとは言えない一日でしたね。

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4月の写真です。今こんな陽射しの中出て行ったら犬達大変ですよね。


家庭犬のトレーニング。大切なことは、人間との生活においてお互い困った事態に陥らないように、失敗するような環境要因を出来る限り取り除いてこの先問題となるような行動が出ないようにすること、そしてそれ以外の行動にはその動物が好きなもので正解を教えてあげる、ということかなと思いますが、これって人間にも同じことが言えるんじゃないかなとふと思いました。

このブログでも何度も書いていますが、犬の世界で今も信じている人が少なくない『支配性理論』(パック理論、リーダー論、ドミナンス理論などと呼ばれる事もあります。)は、不自然なオオカミの群れの研究から導き出された”家庭の中の犬は階級を作るから、犬が一番上に立って人間を攻撃しないように、まずは人間が犬を力でねじ伏せて人間がリーダーだということを教える”という理論です。
実験に使われた(犬の祖先と言われている)オオカミの群れが実際の彼らの自然な生活形態と違っていた為、この理論はオオカミにも当てはまらないし、だとしたら犬にも当てはめるのはおかしいのでは?と言われてからかなり時が経ちますが、いまだこの理論は犬の世界に残ってしまっているようです。

この記事のタイトルにある「犬がリーダになってます」という言葉も、この考え方から導きだされた言葉だと思います。また、「支配性理論」は捨てたと言いつつ、自分で気づかないうちにその姿勢を内包した犬との付き合い方を続けていたり、また人に勧めてしまったり、ということもまだまだ沢山あるように思います。

そしてこの理論の通りにやってみたばかりに、犬の攻撃性が増したり(人は”攻撃”とみなしますが、彼らからすると自分や自分の大切なものを守る為の行動だと思います。)、それによって一緒に暮らす事が辛くなってしまう人も少なくないのではないでしょうか。

* * * * *

それを信じてその通りにやってしまったら失敗してしまう・・ということが目に見えているであれば、私はやっぱり”その情報間違ってますよ〜”って言う必要があると思っています。
初めて犬を迎えた飼い主さんや今犬との関係につまづいている飼い主さん達が失敗しないような環境整備。「支配性理論」が間違っていることを知り、またその為に犬達との関係がこじれてしまっている人が沢山いることを知った私に出来る事。
こうやって
「その情報間違ってますよ〜」
って発信することもその一つなんじゃないかなと思っています。
誤解され続ける犬達と、その誤解が生んだ犬と飼い主さん双方の辛さを救える情報の発信に努めたいと思います。



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