2016年03月02日

分離不安?

ルビーは迎えた当初、お留守番の間中何時間でも吠えていた、というお話は以前したことがあります。

その時色々調べて私が目にした原因と対処方法は、

・お留守番ができない=分離不安
・分離不安を治すには、一人でいることに慣れさせる。

というものがほとんどでした。

ルビーは新しい環境に来て、不安が確かにあったと思います。そりゃそうですよね。当たり前です。
だから分離不安というよりもむしろ、

”まだまだ色々不安だらけ(で当たり前)”

という感じだったのかも^^;なんて今は思っています。

新しい環境に連れてこられて不安なのは当たり前・・・
でも、不安感が原因である後追いやお留守番中の吠え、その場合の対処法として、”一人でいることに慣れさせる”って具体的にどうしたらいいんだろう。

”一人でいることに慣れさせる”というと、ついつい部屋中を飼い主に着いて歩く子を物理的についてこさせない様にして、その状況で我慢させようとする、とか、寂しくて吠えても吠えている時に会いに行くと吠えれば来てもらえると条件づけられ、吠えを強化するから泣きやむまで待つ、というのが多いのかもしれません。
私も色々やりました。やってもうた・・・^^;という感じですが。

夜泣きをする子犬に対して、ムツゴロウ先生の本から引用します。

”「そんなの鳴きっぱなしにさせておけばいい」「かまうとしょっちゅう泣くようになる」などというのは大きな間違いです。悲しませてはダメです。それは愛ではありません。
 夜泣きをするのは「かわいがって欲しい、とても不安だ」と言っているのです。飼い主に、どうしたら不安にならないのか発見してもらいたいのです。”
ムツゴロウ先生の犬と猫の気持ちがわかる本 - p.57より引用)



もう一冊。
『子供の「脳」は肌にある』山口創著 より、
”母親とのスキンシップは依存的になるのを防ぐ。母親とのスキンシップを十分にしてもらえた子供というのは、甘えの欲求も十分に満たされ、受け入れてもらえた安心感から自分に自信を持てるのである。だからこそ、他に依存せず自ら行動をおこせるのである。
(p.53より引用)


犬をしつける、とか犬のトレーニングというと、ルールを作ってただただそれに従わせるとか、出来たらご褒美とか出来なかったら罰とか、出来なくて罰は与えないけど出来るまで犬が一人で迷ってる状態になっていることが多いような気がします。

そうではなく、最初は沢山甘えさせてあげてアタッチメントをつくる事。
これがなくては犬と本当の意味で繋がる事は出来ないんだなと、犬について学んだりルビーとの関係を築いていく中で感じるようになりました。思春期で難しい時期もこれをベースに置いておけば、それによって作り上げた信頼を通して穏やかな方法で犬を制することができるのではないでしょうか。
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何より、寂しくて泣いている犬の要求に応えてはいけないと言われるのは親代わりの私にとってもやっぱり辛いことでした。だから応えていいんだと知った時ホッとしたし、それまでケージの中で寝ていたルビーと同じベッドで寝る様になった時本当に嬉しかった。
そして、猫とは当たり前のように一緒に寝る自分が、犬というだけで全く別の行動をとっていることに、我ながら唖然としてしまうのでした。
何を直さなきゃいけないって、結局自分なのですよね。

「一人でいることに慣れる」には、安心感が必要で、安心感は「不安だよ」という要求に応えてあげることで生まれるのだと今では思っています。

posted by カエデ at 00:31| Comment(0) | ルビーとの取り組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする