2016年09月30日

ワンコさんと目くばせ♪

とっても涼しい一日でした。ルビーも明るい時間帯に外を歩ける。嬉しいな。

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近所のトリミングショップ。ワンコさん達はトリミングが終わると飼い主さんを待ってる間フリーになってるみたいで、ショップ内で小型犬さんがわちゃわちゃ遊んでいます。

そのお店のウィンドー越しに、ふいにワンコさんと目が合う事があるんですけど、私がまばたきするよりずっとはやく、猫みたいに目をほっそりさせてくれるワンコさんがいます。
私も伏し目がちにまばたきしてそのまま進行方向を向いて歩き去るんですけど、
「私、礼儀正しい犬らしく振舞えたかな?」
ってちょっと心が弾みます。

こんな静かなコミュニケーションを楽しめるなんて、犬を迎えた当初は全然知らなかった。

かわいい犬、かっこいい犬達にこっちを見て欲しい、触らせてほしい、抱っこさせて欲しい・・・それが出来ればなんとなく仲良くなった気がするかもしれないけれど、でももっと違うコミュニケーション方法が犬にはありますね。
それらはあまりにも人間のものと違うから最初はとても戸惑うけれど、でも逆に言うと、人間社会で人間のやり方で接せられている犬達も戸惑いや混沌の中にいるかもしれません。

前にもご紹介したことがあるトゥーリッドルーガスさんの本。
カーミングシグナル by.トゥーリッド・ルーガス (ads犬の本) -
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犬と暮らす人は、彼らと同じ言葉(人間の言葉=言語という意味じゃありません。)が使えたらきっと嬉しいって思うはず。彼らの気持ちを汲むことができるから。
犬に何かをして欲しい、させて欲しいという願いがかなうより、彼らが嫌がってるのか喜んでるのかがわかったり、彼らの言葉でまったりと語り合うことができる。そのことが私たちの心をポカポカと温めてくれることってあると思います。

posted by カエデ at 21:57| Comment(0) | 動物愛護・福祉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月08日

トレーニングを可哀想と思わせているもの

先日親戚が来た時、ルビーのマズルガードが床に落ちてるのを見て
 「えっなんで?!」
って。
ルビーを良く知ってるので、必要ないじゃないどうしてそこまでと思ったらしいのです。

「マズルガードは可愛そうなものではないし、むしろ付けるの大好きにしておいてあげた方が何かの時負担を減らしてあげられるし、平気なものが沢山の方が幸せだなって思って。」

って話したけど頭の上にには”?”がいっぱいだったかも。

犬のトレーニングというと犬を叱ってお行儀よくさせる、みたいな固定観念があるみたいで、何かをさせる系ではない社会化のトレーニングってまだまだ一般的ではないんだなと感じました。

私も最初の頃は巷でいうトレーニングと何かが違うけど何が違うのかわからなくて、わかりたくてしょうがなくてずっと勉強していてこうなった、という感じです。今は学んでいることをいろんな場面で体現できるようにがんばっているところです。

社会化のトレーニングって、犬は特に何もしなくていい、何もしていない犬に「おりこさんだね♪」って声をかけるところから始まります。
何もしなくても楽しくて嬉しくて、なんだかふんわり温かい・・・そんなものにワンコさんが包まれるトレーニング。
ワンコさんの緊張をほぐして、その状態(リラックス)に色んなものを条件づけて、いざという時、例えばパニックになってしまった時にそれを使ってリラックスに導きます。

人間はなかなか人間目線を捨てられないので、吠えひとつとってもパニックで吠えているのか、意識的に吠えているのか見分けがつかないし、しかも吠え声が人にとって心地の良いものではないので”吠えは全部悪いもの”として叱ってしまったりしがちですが、叱りとは正反対のもので落ち着いた状態に導くことをめざします。
逆に言うと、リラックスに導くのだから叱ったり脅かしたり痛みを与えたりはできるはずがないのです。

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クリームチーズやちゅ〜るを塗って、大きなコングと化したマズルガード。
頭の後ろのバンドはまだ付けたり外したりしてます。


そう、それで、親戚の人にはここまで詳しく話す事はできなかったので

「トレーニングというよりコンディショニング、って感じなんだ」

ってお話ししました。

この言葉はチャーリードッグスクール・夏目先生の記事からの言葉です。
”コンディショニング”で検索したら色々でてきたのですが、今日はこちらの記事を。

「興奮状態または眠りについているときや老化によりぼんやりしたときなど、危険を察知すれば攻撃行動により身を守りやすくなる、のは想像に難くない、です。
犬の一生を通じてコンディショニングするために、優しく犬を育てて優しく接しましょう。
(本文より引用)

まだまだ小さな子犬や思春期のワンコさん、そして老犬まで。
こちらが脅したり嫌なことはしていないつもりでも、犬からしたら嫌だと思っていることがあるかもしれないから、そういう部分も並行して勉強しつつ、の日々であります。人間からみたら攻撃行動としか見えないものも、彼らからしたら自分を守ってるかもしれないんですよね。

犬のコンディショニングを意識していると、自分も整っている必要があることに気づくので、自然と自分もコンディショニングされていることに気づきます。
犬を導くとか言って結局どちらが導かれているんだろう?って。
ルビーに感謝しなくちゃですね。


posted by カエデ at 01:21| Comment(0) | ルビーとの取り組み | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする