2017年06月29日

犬がリーダーになってますと言われたら

こんばんは。今日も湿度が高くてあまり過ごしやすいとは言えない一日でしたね。

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4月の写真です。今こんな陽射しの中出て行ったら犬達大変ですよね。


家庭犬のトレーニング。大切なことは、人間との生活においてお互い困った事態に陥らないように、失敗するような環境要因を出来る限り取り除いてこの先問題となるような行動が出ないようにすること、そしてそれ以外の行動にはその動物が好きなもので正解を教えてあげる、ということかなと思いますが、これって人間にも同じことが言えるんじゃないかなとふと思いました。

このブログでも何度も書いていますが、犬の世界で今も信じている人が少なくない『支配性理論』(パック理論、リーダー論、ドミナンス理論などと呼ばれる事もあります。)は、不自然なオオカミの群れの研究から導き出された”家庭の中の犬は階級を作るから、犬が一番上に立って人間を攻撃しないように、まずは人間が犬を力でねじ伏せて人間がリーダーだということを教える”という理論です。
実験に使われた(犬の祖先と言われている)オオカミの群れが実際の彼らの自然な生活形態と違っていた為、この理論はオオカミにも当てはまらないし、だとしたら犬にも当てはめるのはおかしいのでは?と言われてからかなり時が経ちますが、いまだこの理論は犬の世界に残ってしまっているようです。

この記事のタイトルにある「犬がリーダになってます」という言葉も、この考え方から導きだされた言葉だと思います。また、「支配性理論」は捨てたと言いつつ、自分で気づかないうちにその姿勢を内包した犬との付き合い方を続けていたり、また人に勧めてしまったり、ということもまだまだ沢山あるように思います。

そしてこの理論の通りにやってみたばかりに、犬の攻撃性が増したり(人は”攻撃”とみなしますが、彼らからすると自分や自分の大切なものを守る為の行動だと思います。)、それによって一緒に暮らす事が辛くなってしまう人も少なくないのではないでしょうか。

* * * * *

それを信じてその通りにやってしまったら失敗してしまう・・ということが目に見えているであれば、私はやっぱり”その情報間違ってますよ〜”って言う必要があると思っています。
初めて犬を迎えた飼い主さんや今犬との関係につまづいている飼い主さん達が失敗しないような環境整備。「支配性理論」が間違っていることを知り、またその為に犬達との関係がこじれてしまっている人が沢山いることを知った私に出来る事。
こうやって
「その情報間違ってますよ〜」
って発信することもその一つなんじゃないかなと思っています。
誤解され続ける犬達と、その誤解が生んだ犬と飼い主さん双方の辛さを救える情報の発信に努めたいと思います。



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posted by カエデ at 17:50| Comment(0) | 問題行動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月28日

緊張や恐怖に備える

こんばんは。
今日は午前中ルビーの病院行ってきました。薬を飲んでいるので定期的に検査が必要なんですよね。

耳や目が悪くなって色々苦手が出てきそうなお年頃ですが、色んなことがすごく嫌になってしまったりして自信をなくしたりしないように、日頃からルビーにとって良いもの(心地よいと思えるもの)を沢山用意して、無理強いすることなく穏やかに過ごせるようにを心掛けています。
最近ちょっと苦手意識ができてしまった病院では、簡単なノーズワークして探索のスイッチをオンにしてあげるとルビーの場合はかなり落ち着けるようです。そんなルビーを見ているとテンプル・グランディンさんの
「報酬になるのはそのもの自体ではなくそれを期待している時間だ。実際に何かを手に入れた時より追い求めている時の方が楽しい」
という言葉を思い出します。

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ベランダでノーズワーク中のルビー

自閉症である自分は動物の気持ちがわかる、とおっしゃるテンプルさん自身、若い頃自分が世話をしていたけれと扱いが難しくて手放ししまった馬について、今なら彼女が何を気にして何が嫌だったのかがよくわかる、と(何度もご紹介している^^;)著書の中で語っています。


テンプルさんでさえ最初はわからなかった。
だったら私たちだって動物達と共に暮らし、彼らを知りたいという欲求を満たそうと調べたり学んだりしていると、いつの間にか以前より動物のことがわかるようになる、のかもしれないですね。それってとっても励みになると思いませんか?
「励みになるものは、人の心に作用して探索システムを刺激する」と同じ著書の中にも書かれていますが、これがまさにこのことなんだと実感しています。

犬と暮らしていると様々な悩みを抱えてこんでしまうことがあるかもしれません。
この季節だと夏に向け、雷や花火の音におびえる犬や猫が増えてくるかもしれませんね。ためになる記事をここにご紹介しておきます。


問題や悩みを深くするような暴力や脅しを使った方法ではなく、飼い主である私たちと動物達双方の探索システムを刺激するようなポジティブな情報、取り組み方が沢山の方に届きますように。



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posted by カエデ at 18:06| Comment(0) | 恐怖や興奮 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月16日

「動物の飼育管理のための応用行動分析学講座」


こんにちは。朝からお天気良かったですが、なんだか夕立が来そうな気配の埼玉です。

2日間ほど、近所に住む旅立ち近い猫の付き添いをしてました。
つくづく思うのは、やっぱり人と暮らす犬猫達は、抱っこ大好き、体のどこを触られても平気・・にしておいてあげると、最期の時もお互い安心していられていいなあと思いました。
犬も猫も個体差があって、きっと生まれつき警戒心が強い子や敏感な子、そしてそうじゃない子も色々いるでしょうけど、でもどんな個体でも上記のような状態にしてあげることは可能だと思うのですよね。(勿論私もそれをずっと意識しながら暮らしています。)この3日間くらいはずっとそんなことを考えていました。

今週はそんな感じでちょっと忙しかったんですけど、先週の土曜日には、去年3回まで受講させて頂いた青木愛弓先生の「動物の飼育管理のための応用行動分析学講座」第4回目に参加してきました。

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一緒に暮らす犬や猫(もしくは他の伴侶動物達)の問題行動。
私たちは”問題行動”だと思っているけど、困っているのは実は犬や猫達だったのね、という視点を持てるようになる講座です。

今回も、彼らがどうしてそういう行動をとらなければならなかったのか、それを作り出しているものは何だったのか・・・ということの答えがここにも、そこにも、あらこっちにも!^^;という感じで解き明かされていく感じがした講義でした。

動物の行動だけでなく、自分の行動も分析していくからこそ見えてくる新しい世界に、きっと私だけじゃなく、先生の講座に参加されている全ての人が自分にツッコミを入れ^^;(講義中は先生が音速よりも速いツッコミを入れて下さいます。^^;)

何かできるようにしようとか、何かに慣らせようという気持ちが強過ぎると、どうしても気持ちが急いて動物に親切じゃないことをしてしまいそうになる私達人間ですが、そうなりそうなところに直にツッコミを入れて頂きながら勉強できるのは本当に貴重な体験だなと感じています。
やっぱりユーモアや笑いってリラックスできていいなあって毎回思いますね。警戒心が解けますもんね。犬や猫達も私たちといる時にリラックスできたらいいなあと思います。

さてさて、そんな青木先生のハズバンダリートレーニングセミナー(主催:チャーリードッグスクール)が福島、東京、北海道で開催されます♪

一緒に暮らしている動物の問題行動にお悩みの方、またはもっと彼らと仲良くなりたい方、はたまたお仕事などで動物に接する機会のある方など、ぜひ青木先生のセミナーで一緒に勉強してみませんか。先生のお話しはとっても楽しいですしきっと大きなヒントが頂けると思います。
なかなかない機会だと思いますので少しでもご興味のある方はぜひ♪


『ハズバンダリートレーニングセミナー
ーはじめの一歩の前の下ごしらえ。やさしい手を目指してー』




私は東京講演に参加予定です。もう今からワクワク待ち遠しいです♪




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posted by カエデ at 15:19| Comment(0) | セミナー・講演会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする