こんばんは。
今日もあつ・・・以下省略。^^;
明日はお昼頃に家を出て、動物取扱業研修に行かねばならないのですが、どうしたらより涼しい環境を長く保ったまま会場に辿りつけるか、そればかり考えています。^^;やっぱり完全遮光日傘が欲しいかも。
今日もあつ・・・以下省略。^^;
明日はお昼頃に家を出て、動物取扱業研修に行かねばならないのですが、どうしたらより涼しい環境を長く保ったまま会場に辿りつけるか、そればかり考えています。^^;やっぱり完全遮光日傘が欲しいかも。
昨日から支配性理論を基にしたワンコのしつけ情報を見て回っていたのですが、ワンコの情報サイトだけでなく、動物病院のコラムなどにもまだこの考え方を基にしたしつけ情報が載っていて、わかっていたこととは言えビツクリ^^;してしまいました。
『支配性理論』(『リーダー論』『パック理論』『アルファ論』『ドミナンス理論』とも言われる事があります。)という言葉が使われていなくても、読めばそれが基になったお話しだということがわかります。そして分かった時点でこの情報は怪しい^^;思えます。・・・今は。

例えば”〇〇するのは犬がリーダーになっているからだ”とか”犬が人より上に立とうとしている”というような表現などがあると、あ、これは科学的な新しい情報を得ずに書かれた記事なんだなとわかります。犬を迎えたばかりの2008年にはわかりませんでしたが今はわかる。勉強してきた成果(?^^;)ですね。
そんなふうに、今は『支配性理論』が科学的に否定されていること(研究されたオオカミの群れが自然な群れではなかったこと。また、自然なオオカミの群れは家族で成りたっており、そこに優位や力をめぐる争いはない。※1)を知ると同時に、一方で犬達のことばである”ボディランゲージ”も学んできたので、例えば
「飼い主を噛む犬は、人より上に立とうとしている」という説にはなおさら時代錯誤^^;を感じてしまいますし、”噛む”という行動に別の意味があるだろうことを強く思います。
私が学んでいる犬の学校や、先日のトゥーリッドルーガスさんのセミナーでもおっしゃっていましたが、「噛みは最終手段だ」ということ。(甘噛みはこの噛みとは違います。甘噛みは成長過程で当たり前にでる噛みですよね。)
ということは、噛む前に彼らは何かを伝えてきているはず・・・。それが、私たちが見落としがちなしぐさ(シグナル)、つまり固まったり、耳がペタっと寝たり、クジラ目(白目が見える)になったり、もっとわかりやすいところでは唸ったり、というものが「嫌だよ。それ止めて」という意味なんですよね。
ということは、噛む前に彼らは何かを伝えてきているはず・・・。それが、私たちが見落としがちなしぐさ(シグナル)、つまり固まったり、耳がペタっと寝たり、クジラ目(白目が見える)になったり、もっとわかりやすいところでは唸ったり、というものが「嫌だよ。それ止めて」という意味なんですよね。

また、人の指示に従わないのは”人をバカにしてるからだ!”と怒る人の前で、^^;彼らはきっと
「落ち着いて、ねえ落ち着いて」
って言っている(カーミングシグナル)であろう姿が目に浮かびます。
目や顔をそらしたり、口をペチャペチャしたり、座ったり時には伏せたりして、自分や相手を一生懸命落ち着かせようとしている姿が。
私もそれが見えるようになったとき、もっと早く知りたかった!(T^T)と思ったのを覚えています。
「落ち着いて、ねえ落ち着いて」
って言っている(カーミングシグナル)であろう姿が目に浮かびます。
目や顔をそらしたり、口をペチャペチャしたり、座ったり時には伏せたりして、自分や相手を一生懸命落ち着かせようとしている姿が。
私もそれが見えるようになったとき、もっと早く知りたかった!(T^T)と思ったのを覚えています。
そんなことから、犬のボディランゲージを知れば、犬が最初は小さな表現で「止めて」って伝えてくれているのがわかるので、”噛むのは飼い主をバカにしているからだ”とは言えなくなるはず・・・。
私は犬が好きなら”嫌だ”と言われたら、
「ゴメンネ。じゃあ嫌なじゃいようにどうやったらいいかな」と考えたいし、
”ちょっとずつやる”とか”気にならないように大好きなものを心理的クッションにしながらやる”とか、自分が色々工夫して彼らの生きやすさをサポートしたいです。
私はルビーとずっと仲良くいたいし、そして何かの時には頼りにして欲しいので、そんなことを意識しながら一緒に暮らしています。相手を変えるより、自分のやり方を変える方が楽だし、それによってより仲良くなれるから楽しいですよ。
最後に「犬から見た世界」から私の好きな箇所を引用しますね。きっと共感してくださる方がいらっしゃるのでは?
わたしたちと犬は、群れというよりも仲良し集団(ギャング)に近い。ふたりからなるギャングだ。(もしくは三個体、四個体、あるいはもっといるかもしれないが)。わたしたちはひとつの家族である。わたしたちは習慣を、好みを、家を共有する。一緒に眠り、一緒に起きる。同じルートを歩き、同じ犬に立ち止まって挨拶する。わたしたちはギャングである。それも、楽しく、無為にギャングの維持のほか何も求めずに自己満足しているだけのギャングだ。(p.79-80)
ふとルビーと過ごした日々を振り返ると、こんなにも同じ時間同じ場所、同じものを共有した動物はいるだろうかと思います。わたし達はこれからもずっとずっと、仲良しギャングでありたい。そう思っています。
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※1.参考図書:
『動物がしあわせを感じるとき』テンプル・グランディン
『犬から見た世界』アレクサンドラ・ホロウィッツ
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