こんにちは。今日は暖かくなりましたね。
夕方ルビーと公園行ってきましたよ。

イチョウが段々と色づいてきました
落ち葉の落ちている道でノーズワークしてきました。年を重ねて目や耳が悪くなり、そこからの情報が激減したルビーなので、お鼻を使えることの大切さありがたさを以前よりも強く感じます。
鼻を使えるといいなということの一つに、
排泄物の匂いを嗅げれば相手の情報を得ることができ、自分も残すことができれば相手に自分を知ってもらうことができ、それはコミュニケーションが取れているということになるので、安心や自信につながるのではないかなと思います。(逆に言うと、お散歩で匂い嗅ぎできないと、犬らしいコミュニケーションができないということになるのではないでしょうか。)
犬は社会的な動物だから、他の犬とコミュニケーションできるということで満たされるのではないかなと思います。だからパピーから老犬まで、鼻が使えるってとっても嬉しいことなんじゃないかな。

匂い嗅ぎのもう一つの意味あいとして、トゥーリッドルーガスさんの提唱しているカーミングシグナルもありますよね。
こちらは実際に地面の匂いを嗅いでいるというよりも、そのしぐさに意味があって、
自分自身や相手に対して
「落ち着いて」
「敵意はありません(僕こんなに穏やかです)」
と伝えるボディランゲージと言われています。
だから話が通じる同士であれば無用な争いを避けることができると思います。
また、地面を嗅いでそこから食べ物を拾って食べるという行動は、犬の気持ちを沈めると言われているので、あ、ちょっと興奮がネガティブに転じそうだと思ったらそうなるその前に、床にオヤツをばらまいてあげるのも良いかもしれません。
もちろん楽しい遊びとしても、すぐに普段の暮らしに取り入れられますね。雨の日などお散歩に行けない日は、部屋の中でいろんなノーズワークをして遊びます。
たかが匂い嗅ぎと思うかもしれませんが、犬にとっては大切な意味があることを知ると、それをさせてあげることが彼らの生きやすさに繋がるということがわかります。ルビーの為にもずっと大切にしたいことの一つです。
[参考文献: アンジェロ・ヴァイラ 『犬の心へまっしぐら』 (2012) (泉典子訳) 中央公論新社 ]
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■11月16日(金)、11月29日(木)「さいたまお散歩トレーニング」
■12月13日 夏目先生をお招きしての「リードワーク・ワークショップ」
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