ルビーは若いころはCDSのお散歩トレーニングの常連でした。近くで開催されれば今でも参加したいくらい。でも今はそれは無理なので、時々お友達と歩いてもらったりしています。(感謝♪)
去年の11月の秋ヶ瀬散歩。キートン君と♪
お散歩トレーニングでは、みんなで円になって自己紹介をする時間があります。
その時に、ルビーがソワソワして動き回ろうとするので、真意のわからない私はちょっと困っていた時期がありました。
その時、先生に
「ルビーちゃんは少しリードを長めに伸ばしてあげたらどうかしら」
と言われたことがあります。
その通りにしてみると、彼女は円の中心に少し歩いていって止まり、口をムチャムチャしたりまばたきしたり、横向いたり、地面の匂いを嗅いだり、しだしたのです。
(ルビーの後ろにいた私は、彼女が何をしているのか全くわからず、あとから動画を見せて頂いて初めてきづいたのでした。)
そうです、お仲間ワンコに向けて、カーミングシグナルを沢山出していたのです。
自己紹介の時間は、飼い主さんも少し緊張するし、だから犬たちも少し緊張する場面です。だから、ルビーは場の緊張を和らげようと
「(緊張したときには)こうするのよ」
と、バンバン遠隔でカーミングシグナルを飛ばしていたのだろうということでした。
何度もご紹介しているトゥーリッド・ルーガスさんが提唱する”カーミングシグナル”は、
ボディランゲージの中でも、争いを避ける、相手を落ち着かせる、自分を落ち着かせる、という意味のあるもので、”平和のことば”とも言われています。
私たちは犬たちから学べることが沢山あると思います。優しさ、強さ、思いやり、争いをさけ、手本を見せる態度。
また、彼らは大切な存在を守りたいと思う動物で、だからこそ吠えも出るのだと思います。
そんな犬たちに暴力を振るったり闘うような対応はどうなんだろう?
自分の生き方を問われているような気持になる、犬との暮らしでもあります。
成長過程の難しい時期や、難しい個体に対しても、ゆるぎない優しさと自分を律する態度で犬育てをがんばって、優しい世界を彼らといっしょに体現したい。せっかく犬という動物と暮らしているのだから、そしてきっと私たちの祖先も彼らに教わりながら生き抜いてきた(という説が好きです。)のだから、それを引き継ぎたい。そう思うのは私だけでしょうか。
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