2018年02月18日

罰が生みだす従順さ

こんばんは。
またもやこんな時間になってしまいました。最近週末の度になんだかバタバタしてます。(^-^;
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我が家のベランダのビオラが一向に咲かないのでこちらで。^^;


さてさて何度かご紹介しているこちらの本。


また最近最初から読み始めているんですけど、とっても共感した部分があったので引用してみますね。

おそらく、犬の飼い主に対する攻撃性は犬の嫌がる刺激に対して防衛的にあるいは学習を介した反射的なものでしょう。つまり、嫌な刺激を与えられそうになった際に、唸るあるいは咬みつく事で飼い主が手を引き、結果として嫌な刺激が回避できるのを経験すると、次第にその攻撃性は高くなります。咬めば逃げられる、という学習です。(p.50より引用)
というのに、とても共感します。
なぜなら、身に覚えがあるから。^^;

私自身、ルビーを迎えた頃に、"気づきながら"また同時に"気づいていないところでも"、彼女が嫌がったり怖がったりするような接し方をしていたのです。当時はそれに気づきもしなかったけれど、勉強していくうちに気づく事ができました。

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ルビー、完全に重力に身を任せています。^^;

彼女を叱っていた時、叱ると怖がったり嫌がったりルビーに気づいていました。(それに当時は気づかなかったけれどきっと”落ち着いて”というシグナルを私に向けてだしていたことでしょう。)それで、一緒に暮らすことが楽しめていないルビーに気づいて叱ることをやめました。

でもなんと!^^;それだけじゃ不十分でした。
その後わたしは、彼女が嫌がる接し方を”気づかずに”していたことを知る事になります。

抱っこの仕方が雑だった。(怖かっただろうな。^^;)
ハーネスの付け方も雑。
彼女の視界の中でバタバタうるさい。(びっくりすることが多々あっただろうな。^^;)
お散歩の後、足をゴシゴシ乱雑に拭いたりしていた。(前脚あげる時痛かっただろうな。^^;)
彼女のマズルを雑に掴んで、歯石チェックをしていた。(ただでさえマズルは敏感ば部分なのに。^^;)
リードワークが雑。(ぎゅうぎゅう苦しかっただろうな。^^;)

・・・などなど。
まだまだ挙げるときりがないのですけど。
こういったことって、自分は罰だと思ってやっていなくても、犬からしたら立派な罰(=嫌な事)だったのよねと今ならわかります。

人が「これくらい我慢できるでしょう?」と思う日頃のお世話の数々は、人間の言葉を話さない彼らには、なぜそれをしなければいけないかということなどわかるはずもないことです。それを無理やり力ずくでやられたら人間だって嫌だし怖いし、「やめて!」って言いたくなりますよね。
その
「やめて!」
が、犬的に表現すると咬むことだったりするのだと思います。

こんな風に私は犬の勉強が進むにつれ、自分のどういった行動が犬を追い詰めているのか(いたのか)を知るためには犬を知らなければならないんだということを、身をもって経験したのです。
だから、”知ること”を面倒だといって知らずにいると、どうしても犬のせいにしたくなり、それが「体罰が必要な特別な犬もいる」という流れになるのかもしれないなと思ったりします。

酷い体罰をうけ続けて無気力になる犬もいれば、逆に人の言うことを聞こうとしたり、自ら近づいていったりする犬も少なくないかもしれません。
でもそれが、自分の身を守る為に逃げたり咬んだりしても更なる体罰で追い詰められた結果、”人に従順でいさえすれば嫌な事が起きず、また相手も機嫌よく接してくれる”と学んだ、という経緯があるとしたらどうでしょうか。

最近では、犬は感情面において、オオカミよりもまたは猿よりも人と似ている、ということが科学的にわかりつつあるようです。上で紹介した本も参考になりますし、またこちらの記事も興味深いです。

私達人間は、”自分はされたくないな”と感じることは犬にもしない、という優しさや配慮が必要なのだと思います。犬と楽しく仲良く暮らしたくて彼らを迎えた私達なのですから、彼らの命を守ると決めたら同時に、動物福祉に則った暮らし(=幸せ)も与えてあげられるように努力したいし、そうできるヒントをもっともっと発信していけるようになりたいなと思いました。

きっと犬とヒトは共に進化してきた。
でも野生っぽさを多く持っている犬は警戒心が強いでしょうからより丁寧に接してあげる必要があると思います。猫科の動物に接するようなイメージで対するのが丁度いいのかも?(ネコはイヌよりも野性が残っているから)と思ったりしています。




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posted by カエデ at 19:08| Comment(0) | 叱らない・罰を与えない | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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