2018年06月26日

何かを期待する気持ち

こんばんは。
今日も暑かったですね!
昼間はクーラー入れていたのでチニタは昼間押入れで暖を取っていました。

180626_01.jpg
ルビーはもしかすると夜寝る前に寝ぐずりっぽいことをするようになったかも。

昨日”舌ベラクリッカー”の事を書いていてちょっと頭の中をまとめたいなと思ったことがあります。

私が時々ブログにも書いている”名前を呼んでおやつ”というのは、
猫(犬)がもともと好きなものと、好きでも嫌いでもないものを一緒に与えると、
好きでも嫌いでもないものが好きになる、という取り組みです。

例えば、犬(猫)の名前を呼んですぐにおやつをあげると、名前がおやつと同じような良い印象のものになります。
簡単にいうと、名前が嬉しい音になるということ。
名前を呼ばれた後に嬉しいことが起こるので”名前=良い事が起きる知らせ”になる。
そしてこの過程を経て好きになったもの(ここでは名前)は、生きものとしてもともと好きであるもの(ここではおやつ)よりも力があるものになると言われています。

だから、食べ物が食べられないほどのストレス下にある犬にはこうやって好きになった名前や、同じような過程を経て好きになった様々なもの(声掛け、飼い主さん自身、その時近くにあったものなど)が支えになったりするのではないでしょうか。
昨日書いたタンタンマーク(舌ベラクリッカー)もオヤツと一緒に提示して、ルビーとチニタの好きな音にしました。(そしてまたこの音が彼らにはとってもよく届くのですよね。)

これってとっても希望のある取り組みだと思いませんか?

緊張して食べものが喉を通らない様な時にも、タンタンマークを鳴らしてあげればなんだかワクワク嬉しい気持ちが込み上げてくる。
名前を呼んであげれば自然とリラックスできる。
そういうことですもんね。

先日、チニタが体重計に乗ろうとした時に「ミシッ」と音がしてビックリしそうになったのですが、直後に鳴らした私の舌ベラクリック音にピカーン!と反応して、ミシ音はそれ以来気にならなくなったようでした。

ここで私がいつも思い出すのがテンプル・グランディンの「動物が幸せを感じるとき」のこの一説です。

ドーパミンと「探索」システムについてもっとよく分かっている現在では、報酬に対する考え方が変わってきている。報酬になるのはそのもの自体ではなく、それを期待している時間だ。ある意味では、実際に何かを手に入れたときより、追い求めているときの方が楽しいのだ。
それで、クリッカーが「探索」システムを刺激するのだ。(p.132)

何かを期待して待っている時、そのワクワク感がどんなものかは、こんなことを想像すると理解しやすいんじゃないかなと思いました。
例えば音楽好きな人だったら、ライブチケットが取れたら
「やった!ライブの日までなんとか生きられる!(笑)」
と、明るい未来が見えるでしょうし、
旅行の日程を立てている間なんかも、そこに行っているような気分になってウキウキ楽しくないですか?

* * * * * * 

だから、食べ物が食べられないからクリッカートレーニングができないとかではないのですよね。
食べものが食べられないから、リラックスさせてあげることができない、とい訳ではないんじゃないかなと思います。
(私自身、小さな頃から食べることにあまり興味がなく、それ以外の好きなことをたよりに生きてきた、くらいの感覚があります。^^;)

場所を変えるとおやつが食べられないような犬でも、おうちで飯は食べると思うので、その時に名前を呼んであげたり、またはニッコリ笑って名前を呼んであげたり、は誰でもできると思うので、誰もができる命に優しい取り組みと言えるのではないかなと思っています。


 
応援よろしくお願いします♪
posted by カエデ at 23:55| Comment(0) | 古典的条件づけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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