2018年11月25日

イヌとヒトが暮らすとは

こんばんは。
昨日は下北沢のダーウィンルームで開催された「環世界研究会『イヌのひみつ』」に参加してきました。

環世界(ウムヴェルト)という言葉はご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、私はこちらの本で初めて知りました。


生物学者ヤーコブ・フォン・ユクスキュルのこの言葉をこんな風に紹介しています。

動物の生活を理解したいならば、彼がウムヴェルトと呼ぶもの - 動物の主観もしくは「自己世界」(環世界、もしくは環境世界を訳されている) - を理解することから始めなくてはならない。このウムヴェルト=環世界とは、動物が見たその生活がどんなものかを示している。(「犬から見た世界」p.36)

私たちは人間なので、犬たちの世界をその主体として体験することはできないけれど、今現可能な範囲内で彼らのことを理解し、彼ら自身が体験している世界を想像してみる。その為に、イヌとはどういう動物なのか?を学ぶと今まで見ていたのとは違うものが見えてくるようになる瞬間があります。そしてきっと、未来の私も今とは違うものが見えるようになるんだろうなと思うとワクワクします。

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動物行動学者の方が今、イヌをどんな風に語られるのか生の声を聞いてみたいと思って参加してみた環世界研究室でした。面白かったです。

彼らの方から人に近づいてきたであろうとされている犬。人と暮らすことが自然とされるイヌ。動物の中でも稀有な存在だと思いますよね。だからこそ、彼らは私たちのやろうとしていることを推測し、それに沿い、協調して行動できる能力にたけているようです。

なのに私たちのすぐそばには家庭犬の咬みの問題が横たわっています。本当は仲良く暮らせるはずの彼らとの間に齟齬が生じるのはなぜなのでしょうね?イヌの寛容さに甘えすぎていないか。ブリーディングに問題はないか、理由は一つではないと思います。

イヌとヒトは、支配するされるという関係では成り立っているのではないと気づいた参加者の方が、以前一緒に暮らしていた犬への申し訳なさを吐露してらっしゃいましたが、10年前の自分を見ているようでした。きっとみんなが通る道。そして
知ったら目の前に広がったより豊かな道を進むのみ。まだ気づいていない人に届きますように。


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posted by カエデ at 18:02| Comment(0) | セミナー・講演会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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