2019年05月24日

未熟さをスルーされ

買い物に行く途中の道に、ルビーがいつも排泄していた場所があります。犬たちの名刺交換所。そこを通るたびに「ルビ子のにおい残ってるのかしら」とか考えちゃう。^^;犬ならわかるんですかね。

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懐かしい写真♪

初めて散トレに参加した時のこと。

自己紹介で

「ルビーは犬が怖いようなので、彼女の犬慣れのために参加しました」

というようなことをお話ししたのを覚えています。

その直後、みんなと歩きだしたらそれはそれは嬉しそうに、なかば飛ぶように彼女が走り出した姿を忘れることができません。(ややや?!犬、怖くないのかなもしかして?って。^^;)

そして、先生のところにたどり着いたルビーがこれまた嬉しそうに前脚をかけました。(人にもとても開かれた子でした。)

今は絶対に言わないけれど、これまた自己紹介で

「前脚をかけたら後ろを向いてください」

とお話ししていたこともあって、先生が優しくそーっと(本当はやりたくなかったのではと思います。)後ろを向いた姿も覚えています。(覚えているというか、その後思い出した光景が焼き付いています。)

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何も知らなかったあの頃。

違うことを指摘されていたらきりがないくらいだったと思うのに、失敗や未熟であることは全部スルーされた。

散トレはそのくらい犬も人も叱られない場所。

でも、だからこそ自分で
「あれ?」
って違和感に気づいて、自分のペースでゆるやかに変化していける。


叱られないから自由に色んなことが話せたり考えたりできるようになって、するとそうしているうちに自分の中に気づきが芽生えるのですね。頭の上に電球がともるみたいな、ビックリ嬉しい感じ。
ああ・・・きっと犬たちも同じなんだな。

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犬たちも、叱られない環境でその子の中から湧き上がる犬らしい言葉(カーミングシグナル=争いをさける言葉)を話せるようになるところから・・。これが基礎にあると豊かに暮らせるのではないでしょうか。

ちなみに自己紹介の時に言った「ルビーは犬が怖いので・・・」
というのは、実は彼女は犬が怖かったのではなく、相手を落ち着けるシグナルを出している(または教えている?=相手から去る、スルーする)だけだったのを、後になって知ったのでした。

犬は人間と同じ言語を話さないけれど、ボディランゲージから想像し思いやることができると思います。もっと彼らのこと、わかるようになりたいと思いませんか☆


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2019年05月08日

恐怖や不安による反射的な行動には・・

こんにちは。
毎年GWを過ぎると犬の為の暑さ対策に躍起になる習慣がついていたのですが、今年はなんだか涼しくて拍子抜けというか、まだまだ夜と昼の寒暖差にご注意!という感じですね。それでも短吻種のワンコ達はお散歩の時間帯を気にする季節になってきたでしょうか。

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我が家のチニタ、ルビーがいなくなってからというもの、家に私がいる時間は膝やら肩やら背中やらに乗ってきたり、くっついて寝ていることが多くなりました。

きっとルビーがいる頃は、何かと彼女のお世話で動いていたので、膝の上でぐっすり眠るという暇もなかったのかもしれません。(彼と遊ぶ時間は設けていました。)

でも今は彼の要求に十分付き合う時間があって・・・ということは、私が彼のそういった行動を増やして(強化して)いる面もあるのだろうなあと。(”寝ている”は行動ではありませんけど。)

でもこれはチニタの愛情表現でもあるので”どうぞ。どんどんやって♪”という感じで。
私が忙しく動きまわっている時には、今は相手できないということを了解してくれるのでありがたいです。


そうやって、彼の行動のあとの自分の反応が彼の行動を増やしている(=オペラント行動)のだと理解してやっているものもあれば、そうでない行動もあります。

例えばルビーは晩年目が悪くなって、病院の診察台の上が怖くなったり、夜暗闇の中で目を覚ますと不安になったりしてソワソワしはじめることがありました。

恐怖や不安による反射的な行動(=レスポンデント行動)だったらまずその感情をなだめる必要があると思います。
なので、そういう時は彼女にそっと触れたり、耳をめくって彼女の安心できる言葉をかけたり、私の匂い(これらは日々の取り組みで安心感を条件づけておきます。その為にも”叱らない”ことが大切ですね。)を嗅がせたりして、落ち着きを取り戻していました。

犬や猫は私たちより先に天国に行ってしまうから、だから体が弱くなって動けなくなって、されるがままのその状態の時に、苦しくても痛くてもそれが紛れるくらい彼らをホッとさせることのできる存在になりたいと思います。

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いつかブログに書いたような気がするのですが、
足を切断しなければならないほどの大怪我を負ったダンサーの方のドキュメンタリーを見たことがあって、彼がその事故で病院に搬送されたとき、ダンサーになることをずっと反対していた父親が駆けつけて、
「おまえなら出来る(ダンサーになれる)」
と言ってくれたのだそうです。
その時彼は大好きな人にそう言ってもらえて、その瞬間は痛みを全く忘れていたと。

こんな存在に、種の違いを超えて私たちはなれるかな?
なれるよね?

犬や猫との暮らしで一番大切にしたい心があったかくなる感じ。
お互いにそうなれたら最高だと思いませんか?



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2019年04月30日

犬らしさを引き出せるように

おはようございます。
あいにくの雨ですが、今日はワンコ&ニャンコのいるお宅にお邪魔しに行く予定です♪(仕事ではありません。)

さてさて今日で平成も終わりですね。

平成で忘れられない出来事はなに?と聞かれたら、

「自分のもとに犬が来て、そして去っていったこと」

と答えるだろう自分がいます。

初めて迎えた犬が私にもたらしたものの大きさを改めて想います。

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昨日たまたま
「新しいものや環境に身を置くことが(新奇刺激が)苦手な人っているね」
という話を夫としていて、かくいう私もその一人で、でも、

「犬のことを勉強していくうちに自分が様々なものに社会化されていった

ということを話している自分がいました。

今でもとっても苦手なことや絶対にできないことはあるけれど、犬と行動を共にするうちに何かあっても大げさな反応をしないでいようとするようになった・・・。
それは、”犬にとっての最大の環境である私”が整っている必要があるとスクールで学んだからなのでした。そしてそれを体現しようとすると、自分がどんどん社会化されていくんですよね。


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でも、犬を学んで少し(いや大分^^;)経ってからふと彼らを見なおすと、本来の犬たちはずっとそうだったらしいことに気づきます。

何かあってもスルーがとっても上手だし、気分転換もとっても上手。しかも争いをさけるためのことばも沢山もっていて、
「犬の社会化をサポートするために」
と思って学んでいたことも、実は彼らを最初から真似すればよかった、彼らの本来の姿から学べたのだということに気づくのでした。

そういう意味でも、犬たちのボディランゲージを知ることはとっても大切なことなのだと、今改めて感じています。

同時に、彼らがもともと持っているものを引き出せるように飼育すること(ブリーディングも含め)の大切さを思います。



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ルビーはそういうことを私に教えて去っていった。

日曜日の座学で、"自分の犬の自慢話(良いところ)を隣の人に教えてあげる"というのをやったからではないですが(楽しいですよ。ぜひお散歩仲間とやってみてください♪)、彼女はいつもとても明るくて穏やかで、お散歩トレーニングの仲間の中で静かに生き生きと自分の役割を果たしていたと思います。その姿から教えられることが沢山ありました。だから私の先生なんですよね。(そして先生から教わったことは頑張って引き継がねばね。)

そんな存在との出会いと別れがあったこと。それが私の中では大きな出来事でした。

みなさんにとっての平成はどんな時代でしたか?


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