2019年03月08日

ネガティブな関連づけを崩してあげたい

人間もそうですが、必要以上に苦手なもの、ことなど、過剰反応してしまうものがあったら生きにくい。犬たちはそういうものにさらされた時、きっと吠えたり噛んだりするのでしょうね。

だから、彼らの脳の中にできたネガティブな関連づけを崩してあげたいなと思います。

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2015年。ルビー若いな〜。

まずできることは、普段から叱ったり罰したりしない”犬にとって安心できる家の中”で、名前を呼んでただただおやつをあげる、ということ。

この”おやつ”は、行動に対する正解(ごほうび)としてのおやつではなく、”おやつの良い印象を名前にくっつける作業”なので(古典的条件づけと言います)、何も行動を求めず、名前を呼んだらすぐにおやつをあげます。
手から食べない子だったら、投げてあげたり床に落としてあげると食べないかな?
もしくは、名前を呼んで「良い子だね♪」と優しく言う、というのでも良いと思います。

普段の暮らしの中でこれを丁寧に続けていくと、名前を呼ばれたときに嬉しい気持ちが湧き上がってくるようになって、名前を呼んでくれる人のことも好きになるし、名前を呼ばれるその場所も好きなる、さらにその場所にある様々なものも好きになるのではないかな?という希望のある取り組みです。

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こちらも2015年。犬たちにとって家の中が安心できる場所でありますように。

家の中でできたらお散歩中にもやってみる。
戸外でも名前を呼ばれればふんわり嬉しい気持ちが湧き上がるように・・そのくらい丁寧に家の中で取り組んで。

外で食べ物が食べられないほど緊張している子には、おうちの中の取り組みで犬にとって大好きな存在になった飼い主さんがいれば大丈夫です。飼い主さんが緩衝材になって(抱っこをせがまれたら抱っこしてあげたり、歩けない時にはムリに引っ張らず待ってあげたりして)あげることができると思います。

怖いことがあったら逃げて戻れてホッとできる場所として、私たち飼い主は存在したいですね。飼主さんがいればちょっとしたストレスなんてどうってことない、ってくらいに。

そうやって段々と色んなものに慣れて、ネガティブな関連づけがいつの間にか(大好きまでいかなくても)大丈夫なものになっていきますように。

お散歩トレーニングは、そうやって普段犬との間に作り上げたものを携えた飼い主さんが集まる場所です。
犬にとって良いものばかり持っている人が集まるから、犬たちも安心できる(=”世界は安心出来る場所”となる)のではないかな。社会をそんな風に犬たちに紹介できる人間でありたいなと思いませんか?



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2019年02月28日

犬と自分の”大丈夫”

雨ですね。
今日はずっと事務仕事に勤しんでいたのですが(3/15締め切りのやつですよ。^^;)、低気圧のせいかルビーは朝7時ごろにごはんを食べてから15時までずーっと眠り続けていましたよ。
年をとって眠る時間がとっても多くなったルビーですが、今日はその眠りの深さもかなりのものだったようです。

そんなルビー、先日エコーを撮る機会がありまして、昔は問題なく受けることができたその手の処置も、様々な要因が重なって苦手になってしまった模様。診察台に寝かされるのが怖い彼女は立ったままエコーを撮ってもらったのですが、その間彼女の耳をめくって(耳が悪いので)、いつもかけてる褒め言葉をいつもの調子でジャンジャン語りかけました。

すると、そうしている間は暴れたりせずに、比較的落ち着いて四つの足でしっかり立っていられたのですよね。
すごいなルビー☆

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昼間は私の隣で寝てました。

日ごろから我に返れるもの、我に返れるほどの強力な良い印象のものを作っておくことだなって実感しましたよ。


その取り組みの基本になるものが「名前を呼んでおやつ」という、専門的な言葉を使うとポジティブな”古典的条件づけ”の作業なんですよね(トレーニング・・というより作業とか取り組み、と言った方がしっくりくるかな。関連記事→「何かを期待する気持ち」

これって、”必ず良いことがある(=大丈夫)”という約束づくり。

そしてその約束づくりは”どんな時でも犬(猫)の為にやれることがある”という自分自身の支え(=大丈夫)にもなるんですよね。

怖がらなくてもよい事を怖がっていたら生きにくいから、怖いものが増えるような(ネガティブな古典的条件づけが起こるような)罰や脅しではなく、大丈夫が伝わるような良いもの沢山つくる暮らしを意識していきたいです。


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2019年02月24日

春はなんの匂い?

暖かな一日でした。ルビーとお散歩していると、春の匂いの元となっていそうな植物たちが動き出しているのがわかります。

「あ、春の匂いがしてきたな」
って思うとバーッと懐かしい景色が頭の中をかけめぐったり、なんだか嬉しい気持ちになったり、もしくは学校の入学式の少し緊張した気持ちがよみがえってきたりする人は少なくないのではないでしょうか。

そんな体験をすると、匂いが感情と強く結びついているんだな〜って思いますね。

実際、匂いが感情と密接に関わっているということは科学的にも明らかになってきているようです。


「犬から見た世界」(アレクサンドラ・ホロウィッツ著)によると、イヌの鼻の構造はヒトと違い、匂いを分析するのに適した構造をしており、更に構造だけでなく匂いの処理をするための嗅覚系はヒトのものと比べて何倍もの脳の領域を占めているそうです。
だからヒトにはわからない(”感情””時間”などを含む)様々な情報を匂いからとることができるのですよね。それらが感情や本能をつかさどる原始的な脳に直接届くと考えると、彼らってヒトよりも感情の動物なのでは?と思ったりします。(動物には感情がないと言われてきた時代があったことが不思議にさえ思えます。)

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で、何が言いたいかというと・・・

犬たちが私の匂いを嗅いだらいつでも、ホッとしてもらえるような、そんな存在を目指したいなって思うのですよね。私がルビーの後頭部の匂いを嗅いでホッとするのと同じように。

いつかは年をとって目も耳も不自由になる日が来るかもしれない犬たちですが、嗅覚は最後まで残ると言われています。その嗅覚で私という飼い主を感知するときに、ほっとしたり心が躍ったり歓びがこみあげてくるような、そんな飼い主でありたいなあと思っています。淡々と過ぎていくだけの様に思える日々の暮らしも、自分の意識次第で到着する場所が違ってくるんじゃないかなって思うのですよね。



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