2018年08月20日

生き延びるための能力

こんばんは。
今日も涼しい一日でしたね。朝も夕も外を少しお散歩できてルビーも気分転換できたかな。

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最近新しいワンコに会うことがあります。ここへ越してきて10年、何頭かお友達犬も見送りましたが、世代交代がきているのかなあ。

さすがに時代の流れなのか、もしかすると小型犬が多いということもあるかと思いますが、リードショックを入れられながら歩いている犬をこの辺ではあまり見ません。でも、ネットにはまだまだ沢山、犬と飼い主さんの関係を壊しかねない、前時代的なしつけ情報が転がっていますね。
前時代的というのはつまり、
「犬は人の上に立とうとする生きものだから、そうならないようにガツンとやらなければ」
という考え方です。お散歩の仕方で言えば上に書いたようなこと・・・脚側歩行を教えるために犬が自分から離れそうになったらリードショックを入れる、というような。

5月のトゥーリッド・ルーガスさんのセミナーで
「生き延びるための能力は、オビディエンスで変えることはできない」
とおっしゃっていました。
恐怖というのは、敵から逃れるため(=生きるため)に必要な感情だと思いますが、そういうものを服従訓練で直すことはできないということですね。

だから、人間がこれさえ教えておけば安全だと思って脚側歩行を犬に教えても、その教え方が体罰的なものであったら、いつか自分を守るために逃げ出そうとするのではないかなあ。そしてそれを止められないのではないでしょうか。

飼い主であったら逆に犬を恐怖から救う存在になりたい。
またそういう存在からは犬は逃げ出そうとはしないんじゃないかな。
ということで、今日もせっせと”名前を呼んでおやつ”(=飼い主が良いことの前触れになる取り組み)をしつつ、飼い主だけでなく、世の中には良いもの、楽しいことが沢山ある(=自分の身を守ろうとしなくて大丈夫)を伝え続けています。
体が思うように動かなかったり、外界からの刺激が若いころとは違う伝わり方をする高齢犬には特にこれを意識したいなと思いますし、もちろん若いころからそれを伝え続けていれば、年を重ねてた時の安心感が違うのではないかな。犬から好かれようとする必要はないなんて言葉を聞くことがありますが、犬好きだったらそうありたいと思うし、何より好きな人と一緒にいられる方が犬自身も幸せだということは誰もが納得することではないでしょうか。


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2018年9月24日(月・祝)9:45〜11:45

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2018年08月13日

齟齬をなるべくなくしたいから

こんばんは。
今日は各地で雷が鳴りまくっていたようで、苦手な方々大丈夫だったでしょうか。

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夜中にルビーが起きだすことがあり、最近は身体的に色々不便になってきているので付き添うようにしています。
大体は水を飲んで、その後寝床に戻ってまた起きだしたりくるときは、また水を飲むか部屋をしばらく歩き回って排泄(おっきいの)というパターンが多いかな。全て寝ぐずりだと思って対応していると生理的な現象で起きてきたことを見逃してしまうから、そうならないように気を付けてきます。のどの渇きもいやせずに、出したものも出せずにいたら、^^;眠れるどころではありませんもんね。

でもこれ、もし普段から何がなんでも自分(飼い主)の言うことを聞くように、という向き合い方をしていたら、犬のこういった変化にも気づけずにいたかもしれない。そんなことを思いました。

「犬の心へまっしぐら」の中に”犬に信頼される為の5ヶ条”というのがあり、その中に以下の記述があります。
コミュニケーションは、良い関係を築くには必要だし、それどころか、コミュニケーションが成り立たなければ、どんな関係も築けない。犬の言いたいことを理解し、犬に理解してもらうために適切な対応をし、何をしたいかという双方の希望を合わせ、愛情関係を深め、気持ちを重ねて共同作業をする。こういうことができるように、私たちも学ばなければならない(p.124)


犬を叱ることは、この大切なコミュニケーションを破綻させる一つの原因になっていると感じています。
びっくりして吠えちゃったら(怖がってるのに)「コラ!」って叱られるとか、
叱りながらお座りを要求する人に対して、犬が「落ち着いて」というカーミングシグナルで応えたら、「言ったことをやらないのは人をバカにしてるからだ」とか。^^;

そんな風に、犬の自然な行動や、落ち着きたいという欲求に耳を貸さず、一方的に人間の都合を押し付けるために叱っていたら、きっと今のルビーが言いたいこと(したいこと)もわからないままだっただろうなと思います。でも、もっとわかるようになりたいから引き続き学び続けないとね。私よりもキャパシティが広そうなルビーのことだから、きっとスルーしてくれてることがある気がするのですよね。”大人しい子ほど気にかけてあげないと”、というのは、端からみて大人しかった子どもの頃の自分が、実は問題を沢山抱えていたからこそ思うことでもあります。


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2018年08月10日

心を救う

こんばんは。
台風14号、南西諸島への影響はどんな感じなのかな。さっき栃木県、群馬県の辺りで大雨のニュースが流れてきましたね。被害がでないといいのですが…。台風が去っても油断できない夏です。

ルビー、マッサージや温灸、またなるべく筋力が衰えないように家の中でも歩くことなど続けていますが、後ろ脚が弱くなっていてなかなか立ち上がれないことがあります。でも吠えて助けを求めるということがほとんどありません。
「そういう時はお知らせ吠えしてくれていいのよ」
なんてつい思ってしまいますが、留守番時の吠えに悩んで”なんでもいいから吠え止ませたい”と思っていた頃の自分を思いだし、なんて都合の良い事を・・と自分にツッコみいれたりしています。

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今のルビーは”吠えてもなにも解決しない”とあきらめているわけれはなく、私や家の者が身体に手を添えて立ち上がらせてくれるのを静かに待っている様です。あきらめているのではないということは、普段の生き生きとした彼女の表情からわかります。

でもきっと、彼女を迎えた当初のままの私だったら、彼女をあきらめさせてしまっていたかもしれません。
彼女を迎えて1年くらい経った時、笑顔の消えた彼女を見て
「私はこんな表情をさせるために犬を迎えたんじゃない」
と、焦りまくって、人道的なそして動物福祉に則ったトレーニングを教えてくれる場所を探して、そこで学びながらやっとここまで来たのでした。

”叱らない”って深いんですよね。
叱らないけれど、過剰な吠えなどの(犬の身体面への影響、そして社会的にみて)不適切な行動をそのままにしておくわけではないから、じゃあ叱らずにそれをするには何が必要か?ということになってきます。
いつも優しい飼い主が犬に穏やかに介入することで、我に返すことができないかな?
誰でも大好きな人にふいに声をかけられたら、抱きしめられたら、パニックに陥っていたとしても我に返り・・・ますよね。

犬にとってのそういう存在になりたい。
犬を上下関係で観ていたらそういう存在になれるだろうか。

そういうものを追及しようとしていくと、自分(主に未熟な。^^;)がどんどん見えてくるようになります。そう、犬を見ようとすると否応なしに自分が見えてくるのですよね。それは時に苦しいことだったりもしますが、犬の笑顔がその気づきを励ましてくれます。

犬を叱っていうことをきかせようとするのではなく、
犬の味方になって彼らから必要とされる存在になりたい方、彼らの心を救いたい方に、チャーリードッグスクールのオンラインドッグスクールをお勧めします。
全国どこにいても仲間と励まし合いながら学べる、貴重な場だと思います。犬育てを頑張る方に、どうか届きますように!

明日はCDS夏目先生の「犬との暮らし方教室」に参加してきます。
夏休み突入の方も多いのかな?楽しいお休みをお過ごしくださいね!


 
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