2018年08月13日

齟齬をなるべくなくしたいから

こんばんは。
今日は各地で雷が鳴りまくっていたようで、苦手な方々大丈夫だったでしょうか。

180803_01.jpg

夜中にルビーが起きだすことがあり、最近は身体的に色々不便になってきているので付き添うようにしています。
大体は水を飲んで、その後寝床に戻ってまた起きだしたりくるときは、また水を飲むか部屋をしばらく歩き回って排泄(おっきいの)というパターンが多いかな。全て寝ぐずりだと思って対応していると生理的な現象で起きてきたことを見逃してしまうから、そうならないように気を付けてきます。のどの渇きもいやせずに、出したものも出せずにいたら、^^;眠れるどころではありませんもんね。

でもこれ、もし普段から何がなんでも自分(飼い主)の言うことを聞くように、という向き合い方をしていたら、犬のこういった変化にも気づけずにいたかもしれない。そんなことを思いました。

「犬の心へまっしぐら」の中に”犬に信頼される為の5ヶ条”というのがあり、その中に以下の記述があります。
コミュニケーションは、良い関係を築くには必要だし、それどころか、コミュニケーションが成り立たなければ、どんな関係も築けない。犬の言いたいことを理解し、犬に理解してもらうために適切な対応をし、何をしたいかという双方の希望を合わせ、愛情関係を深め、気持ちを重ねて共同作業をする。こういうことができるように、私たちも学ばなければならない(p.124)


犬を叱ることは、この大切なコミュニケーションを破綻させる一つの原因になっていると感じています。
びっくりして吠えちゃったら(怖がってるのに)「コラ!」って叱られるとか、
叱りながらお座りを要求する人に対して、犬が「落ち着いて」というカーミングシグナルで応えたら、「言ったことをやらないのは人をバカにしてるからだ」とか。^^;

そんな風に、犬の自然な行動や、落ち着きたいという欲求に耳を貸さず、一方的に人間の都合を押し付けるために叱っていたら、きっと今のルビーが言いたいこと(したいこと)もわからないままだっただろうなと思います。でも、もっとわかるようになりたいから引き続き学び続けないとね。私よりもキャパシティが広そうなルビーのことだから、きっとスルーしてくれてることがある気がするのですよね。”大人しい子ほど気にかけてあげないと”、というのは、端からみて大人しかった子どもの頃の自分が、実は問題を沢山抱えていたからこそ思うことでもあります。


応援よろしくお願いします♪
posted by カエデ at 23:50| Comment(0) | 叱らない・罰を与えない | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月10日

心を救う

こんばんは。
台風14号、南西諸島への影響はどんな感じなのかな。さっき栃木県、群馬県の辺りで大雨のニュースが流れてきましたね。被害がでないといいのですが…。台風が去っても油断できない夏です。

ルビー、マッサージや温灸、またなるべく筋力が衰えないように家の中でも歩くことなど続けていますが、後ろ脚が弱くなっていてなかなか立ち上がれないことがあります。でも吠えて助けを求めるということがほとんどありません。
「そういう時はお知らせ吠えしてくれていいのよ」
なんてつい思ってしまいますが、留守番時の吠えに悩んで”なんでもいいから吠え止ませたい”と思っていた頃の自分を思いだし、なんて都合の良い事を・・と自分にツッコみいれたりしています。

180803_01.jpg

今のルビーは”吠えてもなにも解決しない”とあきらめているわけれはなく、私や家の者が身体に手を添えて立ち上がらせてくれるのを静かに待っている様です。あきらめているのではないということは、普段の生き生きとした彼女の表情からわかります。

でもきっと、彼女を迎えた当初のままの私だったら、彼女をあきらめさせてしまっていたかもしれません。
彼女を迎えて1年くらい経った時、笑顔の消えた彼女を見て
「私はこんな表情をさせるために犬を迎えたんじゃない」
と、焦りまくって、人道的なそして動物福祉に則ったトレーニングを教えてくれる場所を探して、そこで学びながらやっとここまで来たのでした。

”叱らない”って深いんですよね。
叱らないけれど、過剰な吠えなどの(犬の身体面への影響、そして社会的にみて)不適切な行動をそのままにしておくわけではないから、じゃあ叱らずにそれをするには何が必要か?ということになってきます。
いつも優しい飼い主が犬に穏やかに介入することで、我に返すことができないかな?
誰でも大好きな人にふいに声をかけられたら、抱きしめられたら、パニックに陥っていたとしても我に返り・・・ますよね。

犬にとってのそういう存在になりたい。
犬を上下関係で観ていたらそういう存在になれるだろうか。

そういうものを追及しようとしていくと、自分(主に未熟な。^^;)がどんどん見えてくるようになります。そう、犬を見ようとすると否応なしに自分が見えてくるのですよね。それは時に苦しいことだったりもしますが、犬の笑顔がその気づきを励ましてくれます。

犬を叱っていうことをきかせようとするのではなく、
犬の味方になって彼らから必要とされる存在になりたい方、彼らの心を救いたい方に、チャーリードッグスクールのオンラインドッグスクールをお勧めします。
全国どこにいても仲間と励まし合いながら学べる、貴重な場だと思います。犬育てを頑張る方に、どうか届きますように!

明日はCDS夏目先生の「犬との暮らし方教室」に参加してきます。
夏休み突入の方も多いのかな?楽しいお休みをお過ごしくださいね!


 
応援よろしくお願いします♪
posted by カエデ at 23:39| Comment(0) | 叱らない・罰を与えない | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月02日

見ていれば安心

こんばんは。

​最近のルビ子さん。眠くても、眠りにすっかり落ちてしまうまでは時々ムクッと頭をあげて周りを見渡して、私が視界に入るとホッとしたように眠る、という感じになりました。

寝入りばな、じーっとこちらを見ていることが多いのですが、犬にジッと見つめられることに不慣れだった過去の自分をふと思い出します。

180702_01.jpg

"犬はオオカミの子孫だから、オオカミの群れと同じように人の家族との間にもヒエラルキーを作る。そして、人間の家族のなかでいつも自分が一番上に位置する為に咬んだり吠えたり(力で押さえつけようと)するのだ。"

こういった誤った情報が広まって、そしてこの理論が根底にあるからこそいつしか、私達は犬を前にして不安になったり、その不安を持ったままインターネット検索をして^^;、そしてまたそこで得た方法(自分の不安をぬぐってくれる方法=犬にとって良いかはわからないもの)で彼らに対してしまうのかもしれません。私たちも”嫌なものからは逃れたい”と感じるのは自然なことなので、当然の結果なのかもしれません。

また、なんと言ってもこの理論、犬を飼ったことのない実家の母も知ってるくらいだから、ほんとうに根深いのですよね。だからこそ、新しい情報を取りに行く事の大切さを感じます。


犬をベッドに上げてはいけない(目線が高くなるから=自分の方が上だと思うから)というのは流石に最近は少なくなってきたでしょうか。
人間が上であることを教えるために、母犬が仔犬にするように、マズルを掴んで左右上下に無理やり動かす(マズルコントロール)、なども、間違ったオオカミの理論から導き出された方法なのではないかと思います。犬の行動学的な要素が入り混じって、これも信じてしまいやすいのかもしれません。

"犬=オオカミ子孫だからオオカミの群れ理論(支配性理論)が当てはまる=犬は人間との間にもヒエラルキーを作る"
という考え方は今は科学的に間違いであると言われていますが、これと似たような考え方は犬の世界だけでなく人間同士の関係の中でも至るところに潜んでいて、だから当たり前のようにその考えの中で生きてきた(生きてこざるを得なかった)とすれば、これらをすっかり捨て去ることは本当に難しいことなんだなと感じます。なぜなら、そういうものは自分では気づかないところにあるからです。

180702_02.jpg

ルビーを迎えた頃の私は、新しい環境に連れてこられた彼女が、不安を少しでも解消する為にすがるものを求めて私をじーっと見つめてきたのを居心地悪く感じていました。
見張られてる…と感じたのかもしれません。彼女の不安を受け止めきれないほど未熟だった、とも言えるかもしれません。

でも今は

「見ていれば安心なのだろう」

と思える。

そう思えるようになると

「見ていれば安心と思ってもらえる存在になりたい。そう振る舞える様になりたい」

というように、どんどん"自分が良くありたい"と思えるようになるんですよね。

動物が好きだから、犬が好きだから、その犬を幸せにしたいと迎えたのだから

”彼らに安心を、幸せを与えたい”と思うのは当たり前のことのように思うのに、すぐにはそこにたどり着けないような現実がそこにはありました。

もしかすると、まだまだ私の中にはそれを体現するまでに気づくべきことがあるかもしれません。上で書いたように、そういうものは自分では気づかないところに隠れている場合が多いからです。


でもだからこそ”犬ってどういう動物なのか”を学ぶのですよね。・・この先もずっと続くけれど、学んで来てよかったなあと思います。種の違う生きものを引き受けるのだからここを学べば、どうしたら彼らが幸せなのかということへのヒントはこの中にあるよねって。そして、そこでも全てがわかっている訳ではないので、わからないからこそ思いやりをもって接する、ということが大切なんだなと思っています。


* * * * * * 


さて、今日は早く寝て明日のW杯観戦に備えている方も多いのかな?選手のみなさん、力を出し切れますように!



応援よろしくお願いします♪
posted by カエデ at 23:48| Comment(0) | 叱らない・罰を与えない | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする