2016年04月12日

すぐに変われる、まだまだ変われる。

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チャーリードッグスクール の埼玉お散歩トレーニングに参加いたしました。

2010年に初めてお散歩トレーニングに参加させて頂いてから、ルビーにとっての私は大きく変わったのだと思います。それも”すぐに”変わったのだと思う。

ルビーを迎えた頃の私は、”飼い主”になっただけですでにその子にとって”大切な人”になれた様な気になっていました。
でも、ルビーから見た私は全然大切な人でも好きな人にもなれていなかったんだなって、お散歩トレーニングに参加させて頂いてからわかるようになりました。

それまでの私は、犬に好かれたい、信頼されたいと思ってはいたのに、犬に嫌われる事ばかりしていました。留守番時の不安からくる吠えを叱ったり、お散歩では自分が行きたい方向へグイグイリードを引っ張ったり、犬からの信頼を失う事ばかりしてた。
そんな嫌な刺激ばかり与える人が、ポジティブな古典的条件づけの作業である” 名前を呼んでおやつ ”をやり始めたのだから、ルビーからしたら

「お母さん、どした・・・?」

ってくらいの方向転換だったと思うのです。

「お母さん、突然変わったな」

って感じてくれたと思う。

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それでも、犬の習性やボディランゲージ、そしてリードワークを学ぶにつれて、まだまだ彼らの理解者になれていない自分が見えてきて、だからずっと勉強させて頂いています。

6年も犬の勉強をしていると言うと、
「まだ(犬が)良くならないの?」
「凄く時間がかかって大変そう〜〜」
「ルビーちゃんてそんなに悪い子なの?」^^;
なんて思うかもしれないけれど、そういう勉強じゃないんですよね。

犬をいい子にする為とか、しつけを入れる為の勉強ではない・・・。

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犬について学んでいたら自分が見えて、自分が見えてくると犬を幸せにするために必要なものはなんだろう?って考え始め、未熟な自分を受け入れ且つ笑いながら乗り越えられるかな?そんな自分が身を置いている世界はどうなってるのかな?自分のイライラを犬に、他人に向けてしまっていないだろうか。そういうものを向けられた時、その人の中に何を見ますか?なんとなく息苦しさを覚えずにはいられないこの時代を、力強く乗り越えて行ける力を身につけたいと思いませんか?

そんなことまで問われているような学びが、 夏目先生 のお散歩トレーニングにはありました。

何年経っても変わらなければいけない自分がいるけれど、でも6年かかってジワジワと変わってきた自分を思うと、まだまだ(良く)変われる。そんな希望が湧いてきます。
「まだ良くならない。まだ変われない」
と落胆するよりも、数年たって振り返った時
「あの時少しずつだけど変化してたんだ。学びを実現してたんだ。」
と思える生き方を。
目的の為でなく、その道のりを歩む事自体が愛しいと思える生き方を。
そしてそういう人を(自分も)応援できる私であるように。

6年間本当にありがとうございました。
そしてこれからもどうぞよろしくお願い致します。



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posted by カエデ at 16:01| Comment(2) | パックウォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月11日

”穏やかな場所づくり”は”穏やかな気持ちづくり”


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ちょっと前になりますが、3/2にチャーリードッグスクールの宇都宮お散歩トレーニングに参加致しました。

4ヶ月のパピーちゃんから推定10歳越えのシニアさん、そしてその中間のワンコさんまでが勢ぞろい♪

普段は色んなことに警戒してパニックになってしまうワンコさんも、ここ(お散歩トレーニングという場)に来ると穏やかに楽しく過ごす事ができるという声を沢山聞きます。

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誰も大声で犬を叱ったりしない、怖い顔で「NO!」って言わない。リードショックでビックリさせて我に返すなんてこともしない。犬語を使ったり犬に穏やかに働きかけつつ介入し、パニックからすくいあげたり勘違いを修正する・・自分も犬も、^^;などを目指しています。そう、人の事も叱りません。自分の行いに集中します。それに、何かが出来たらご褒美をあげるという取り組みがメインではないので、正解を探してワンコさんがいつもソワソワしているということもありません。

また、自分のスペースを大切にする犬達の為に、適度な距離を取る事を飼い主さん同士が意識するから、犬達は彼らなりの方法で会話し始めるし、それが出来るからこそ穏やかでいられるのかなと思います。

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パピーからシニアまで様々な年齢、性格、経験の犬達と飼い主さんが集い、興奮してもやんわりいなされ、ピンとはりつめた空気はすぐに解除され、やわらか〜い吸収力に富んだ雰囲気の中、なんだかほんわかボーっとしてきちゃう・・・。危険だと思っていたけど、実はそんなに危険なものじゃなかった、危険そうだけれどお母さんが笑顔で大丈夫っていうからきっと大丈夫なんだ、って犬達が思えるような、そんな空気がみんなを包みこんで行きます。

いつかこんな場所を地元に作る事ができたらいいなあ。お互いを比べたり責めたりせず、まずは自分が変わりたいと思える。そんな自分を誇りに思え、そんな仲間をみんなで応援する。そういう方々と一緒に歩けないだろうか。
始めてワンコを迎えてどうしていいかわからない、吠えちゃって噛んじゃって、犬のパワーに圧倒されそう・・誰か一緒に歩いてくれる人はいないかな・・・て思ってる方々と、距離をとりつつ穏やかさの対提示をしながら一つのパックになって歩くパックウォーク。

対提示っていうのは刺激と刺激が同時に提示されることです。
例えば、もともと意味のなかった”名前”という刺激と、生得的に良いものである(はずの)”おやつ”という刺激がワンコさんにほぼ同時に提示されると、名前がおやつと同じような良いものに変化していきます。だから、犬達といつも一緒にいる飼い主である私たちは、犬達にとって最高に良いものでありたいですよね。
”飼い主”という刺激と何か他の、例えば嫌だったり怖かったりする刺激が一緒に提示された時に、飼い主である私が怖いものを上回る程の良い存在であれば、犬達は怖いものを克服(またはスルー)していけるはずと思うからです。

対提示に関しては夏目先生のこちらのブログ記事をリンクさせて頂きます。ぜひ読んでみてくださいね。


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考えてみれば、生きている間は対呈示の連続。
勿論それは、犬達の前にいる私達の存在が、常に何かに対提示されているということでもあって。
だからいつでもどんな時でも、どんなネガティブなものも凌駕するくらい良いもので私たち人間はあり続けたいと思います。犬達を幸せにしたいから。(猫も同じですけど。(*ΦωΦ))

だけどすぐにそう慣れる訳がない。それは体験的に痛いほどわかっている私です。本当に痛い。笑っちゃうほど痛い。^^;

でも。

犬がどんなことを怖い、嫌だと思っていて、どんなことを好ましく感じるか、犬ってどんな能力を持っているのか、どう人間と違うのか、知れば知る程今まで自分のしてきた勘違いがバカらしくなるけれど、^^;それと同時に犬達のことはどんどん愛しくなるよ。
そして感情豊かな彼らの中にあるもの、それは犬に限ったことじゃない、命だったらみんなそう・・って、心から思える幸せな瞬間が必ず来ると信じています。例え理想の自分になれていなくても、そこへ続く道のりの中で沢山のことが語りかけてくる。
”人は犬と共に進化してきた”とも言われます。その犬とヒトとの尊い歴史をしっかりと引き継げる人間になりたい。そんな事を私は思っています。

posted by カエデ at 16:02| Comment(0) | パックウォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月24日

慌てずにゆっくりと

今日は、チャーリードッグスクールのさいたまお散歩トレーニングに参加いたしました。
11組14頭、北風ピューピュー吹いていましたが、寒さ対策しっかりしてワシワシ歩いてきました。


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写真:れあパパさん♪


犬と犬とを近づかせて挨拶させることが目的ではなく、距離をとりながら同じ方向を向いて一つの集団になって歩くパックウォーク。犬達がこんなにも社会的な動物だと知らなかったら、そして距離があっても彼らが匂いやボディランゲージでコミュニケーションしていることを知らなかったら、このパックウォークの意味もわからなかったかもしれません。
そして、そんな彼らの静かで豊かな世界を邪魔することのないように、私たち飼い主もリラックスして、肩の力を抜いて歩きました。


若かったり経験の少ない子は、はっちゃけたりごねたりわがまま言ったりすることがあるけれど、それも生きものだから、必ず通る道として、落ち着いて対応できます。
決してリードショックを与えたり、大声で叱ったりせず、ある時ははっちゃけに付き合い、ある時はいきり立った気持をなだめたりしながら制止して、まずは穏やかな自分を彼らに示せるように飼い主自身、そして一緒に歩いているみんなが協力してがんばります。
そうやってまずは自分の気持を鎮める所から。犬を責めたり、他の何かを責めたりするのではなく、自分はどうなのかを見つめ、ゆっくりゆっくり(自分が)変化していった先に、それぞれの犬達との調和の取れた関係が出来上がっている事に気づくのかなあと思いました。


犬という生きものと、彼らを取り巻くものについての自分の学びの進度の遅さがわかると、犬達にだけすぐに変わる事を求めていた自分の未熟さが嫌ってほどわかります。
・・・が、きっとこれも通るべき道。
理想の形を追い過ぎて、形だけにならないように。そこにたどり着こうとする道のりを、試行錯誤しながらでも腐らずに丁寧に歩く事が、自分にも他の命にも優しいのだと感じました。


夏目先生、ご一緒したみなさま、今日も素敵な時間をありがとうございました♪





posted by カエデ at 22:30| Comment(0) | パックウォーク | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする