2018年01月06日

ここからここまでは自由

おはようございます。
昨日は寒い一日でしたね。今日も寒そうだけど。^^;昨晩はルビーとチニタにもペットボトル温灸してあげました♪

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ジ〜ンワリ・・という表情

小さい頃目にした犬達はみんな外に繋がれていたし、映画の「南極物語」ではブリザードの吹きすさぶ戸外で犬達は寝ているしで、犬って寒さにメチャクチャ強いんだなあなんて印象が出来上がってしまっていましたが、実際自分が犬と暮らしてみると「あれ?」と思う事が多々出てきますね。勿論犬種にもよると思いますけど・・。
また寒さだけでなく、犬には仲間が必要なんだいうことも含め、実際に犬との暮らしを始めてみて改めて気づいたことが数知れずあります。

そう思う一方で、家の中で人間の家族と一緒に暮らすようになった犬達は今度はそういった自然とはかけ離れた(かけ離れ過ぎた)環境の中で人間と同じようなおりこうさんを求められて窮屈な思いをしているんじゃないかなと思うようになりました。
実際自分がそれを犬に求めすぎてそれによってお互いに辛い時期を過ごした経験があるので、体験的にそんなことを思います。

それでも、この社会で一緒に暮らしていくにはここに暮らす人達に受け入れられることが必要で、その辺の塩梅が難しいんだなと実感しています。

これって境界線(”ここからここまでは自由にどうぞ”という範囲)を設定するということだと思うんですけど、子育てをしたことがある人はピンとくるかもしれませんね。
”ここからここまでは自由。ここから先は許可できません”という適切な範囲の設定。それをできるようになる為には、犬がどんな動物なのかを知る必要があるなと感じています。

例えばどんな行動が犬として当たり前なのかを知ったらその部分に関しては人側が許容する必要があるし、でも人社会または犬社会で許可できないこと(乱暴したり弱いものいじめをしたり、危険を避ける為に許可できないことなど)はさせない、という判断ができるなと思いました。
判断が出来たら今度はそれを人間が人社会でどんな人にも受け入れられるような方法で示す、またはそういう行動が出ないように環境整備をする、というのが大切なんだなと感じています。

私もまだまだ修行中の身なので、まずは自分の行動を省みる事、そして誰からも(犬からも)模倣されても大丈夫な自分つくり、がんばりたいと思います。

ということで、今日は自分の頭の中を整理する感じの記事でした。^^;
ではではみなさま、素敵な土曜日をお過ごしください♪




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2017年09月16日

台風が近づいています

おはようございます。
台風18号が近づいていますね。沖縄は上陸はしなかったものの水曜日がピークだったようで。これから九州、西日本へ近づくのかな。どうか被害が大きくなりませんように。

災害と言えば、私の中ではやはり東関東大震災の記憶が鮮明に残っています。
地震の直後、都内で仕事中の犬友さんからメールが入って、彼女の犬の様子を見てきて欲しいと言われました。
ルビーと先代猫フーラをキャリーバッグに入れて、楽しいお出かけを装ってマンションの階段を上り下りしたっけ。
大き目な余震が結構あったので彼女達は部屋に置いていかず、同行をお願いしたのでした。^^;

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とっても仲良しでした♪


あの時の彼女達。
キャリーバッグ入れられて私に運ばれる事がなんてことないことになっていて良かったと心から思ったのを思い出します。
(でも正直なところ、彼らがそうなってくれたのは私が丁寧に取り組んだからではないのですが。^^;でも今は取り組んでます。)


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災害時の備えとして、物理的なものは手に入ればすぐに準備できます。水とかフードとかハーネスとかキャリーバッグとか。

でも、伴侶動物にキャリーケースやケージに慣れてもらう、という部分はすぐに手に入るものではないんですよね。

そういったソフト的な部分は、災害がやって来る前の日常の中で、少しずつ少しずつ準備しておく必要があるんですよね。
災害時比較的安心して過ごせることでその後の生活の質も変わってくるのではないかと思います。

ということで、以前もご紹介させて頂きましたが、こちらの記事をリンクさせて頂きました。


こんな風に練習できると、それ自体が実は日々の暮らしをも楽しく豊かにしてくれるんじゃないかなと思ったりします。
だって犬や猫達からしたらただ楽しく遊んでいるだけですもんね。
それが結果的に人間から見たら備えになっている・・・。

人間からみた安心と、犬や猫達からみた安心は違うかもしれない、というのをいつも忘れずにいたいです。
人間は彼らをキャリーバッグに入れてしまえば安心かもしれないけれど、
そのキャリーバッグは犬や猫達にとって安心できる場所になっているかな?
慌てたり不安そうな顔で接したりしていないかしらん?
というような。

この取り組みの中で見えてくる、大変な時に自分がすべきこと、あるべき姿。
それがわかるということは自分にとっても支えになることなんだと実感しています。
私も犬のことを学んでからは、引き続きルビーと、そしてチニタと日常の中で取り組み続けています。ぜひみなさんもいかがででしょうか♪


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2017年06月07日

海馬の精神

こんにちは。
梅雨入り間近なのかな。
写真はルビーとの散歩中に出会った猫。”怖いもの見たさ”なのか、チラチラと姿を現します。

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最近ブログアップできない日がまた続いていますが、^^;”FaceBookでのつぶやき”(関連記事や追記を書きたいと思った時にここに保存しています。)はアップしている日もあるので興味のある方はどうぞ。
今日は昼間投稿したものを転載します。

こんにちは。
どんより空の埼玉です。ちょっと寒いくらい。^^;

睡蓮鉢のメダカの子、成長に差が出てきて大きい子が小さい子を虐めちゃうので(小さい方が大きい方を追いかけてることもあるけど。^^;)イケスを2つに分けました。(というか増やしました。)

新しいイケスに移す子メダカを、プラチックのスプーンで掬うのですが、その時逃げられないように(=怖がらせないように)スプーンを近づけるのですが、これって犬や猫達に定位反応(「おや、なんだろう?反応」)が出ないようにお世話する時の感じとちょっと似ているな〜なんて思ってました。
小さい頃は睡蓮鉢に手をつっこんでドジョウやら金魚やらを追い掛け回していたのに、ほんと人って変われるのね、とも思いました。(脳が成長したともいう。)^^;

写真は、最近玄関のカートの中で眠るようになってきたチニタです。買い物からの帰宅時にここで出迎えてくれた時はビックリ。玄関で寝ていてドアが開いてもビックリしないのねって。お散歩の成果かなと思ったり、他にもあれかな、これかな、と想像しています。

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犬や猫と生活していると、こちらが意図していないものが彼らにとって良い刺激(または悪い刺激)になっていたりして、日々気づきがあるなあと感じます。悪い刺激がない方が生きやすい(=幸せ)に違いないので、恐がらせたり嫌がらせたりということがないように、且つ経験の幅を狭めないような暮らし方をしたいなと思いました。

最後の文章を読んで”嫌な事を一切しない”という意味にとられてしまうかも、と思ったので追記しなくちゃと思って。

これは、”嫌な事を一切しない”という意味ではなく、”嫌だと感じないで色んな事が受け入れられるように”、という意味で書きました。
嫌なことを一切しないという姿勢だけだったら経験の幅を広げることはできないですもんね。
初めてのことや、猫だったら(犬だったら)嫌かもしれないこと、将来嫌になるかもしれないことを嫌じゃないと感じられる様にしてあげること、を指しています。
つまり”社会化”ということ。
社会化とは・・・

ある個体が発達・成熟とともに所属する環境条件下において適切な認知邸、情動的、社会的行動を学習している過程をいう。(「行動生物学辞典」より引用)

社会化には、犬や猫達が好きなものを使う必要がある、ということをずっと学んできました。
彼らがもともと好きな食べものだったり、またそういうものと一緒に登場させることであとから好きになったもの(飼い主も後から好きになったものです。)を使って、この”後から好きになる”のと同じような過程を踏みながら色んなことを好きになったり平気だったりという状態にしていってあげられるんですよね。私達人間もそうやって色んなものに社会化されてきているはずなんですよね。

だから私たちは犬達を叱ってはいけないのだと思います。人間目線の叱りは、犬達を脅えさせたり(攻撃行動につながる場合があります)、コミュニケーションに齟齬が生まれたりして、彼らに社会化とは真逆の”嫌な”印象を与えてしまう事につながるからです


先日再読した本『海馬』。


海馬は経験記憶をする場所で、経験すればするほど脳細胞が増えるのだそうです。
他の脳の部位の細胞は生きていればどんどん減って行く一方なのに、海馬の脳細胞は増えて行くそうなんです。凄いと思いませんか?そしてそれは”経験”というものが育てている、ということが書いてありました。
ただ、感情の記憶は海馬ではなく扁桃体というところでしていて、両者は隣り合ったところにあってお互い深く関係しているのだそうです。つまり、扁桃体(好き嫌いが絡む)が絡むと記憶しやすいのだそう。身に覚えのある方も沢山いらっしゃると思いますが。

でも、そんなこと言ったって犬の脳と人間の脳は違うでしょ?って思いますよね。

勿論そうなんです、人間の脳と犬の脳は違うのですが、この海馬や扁桃体のある古い脳は人間も犬もほとんど変わらないんだそうです。
人間の脳の特徴は新皮質(大脳皮質)が巨大だということであるのは、沢山の人が知っている事かと思いますが、この新しい脳は古い脳の上に建て増しされたようなもので、新しい脳は古い脳を制御するものではない、というようなお話しが『動物感覚』(テンプル・グランディン著p.76あたり)の中に出てきます。
だから、扁桃体や海馬に関して言えば、それらは犬も私達人間も同じ働きをしていると言えるのでは?と思えませんか?

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やっぱり経験は多い方が脳が育つし、そしてそれは良い印象のなかで起きた方が社会化という意味では断然良いわけですし、そういう過程が個のキャパシティを広げ、生きやすさ(=問題行動に至らないで済むひとつの道)につながるんじゃないかな、なんて思うのでした。
(人間だとトラブルに陥った時になんとかそれを乗り越えた、という経験も良いものになるみたいですね。)

ちなみにこの記事の題名「海馬の精神」は、上記『海馬』の中にでてきた言葉です。私達個人個人の未知の可能性(経験によって変化し続けられる!)を示唆した言葉として私はとっても勇気をもらいました。池谷先生のお話しはとっても楽しく希望が湧く内容なので、オススメです♪





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posted by カエデ at 16:27| Comment(0) | 社会化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする