2017年05月19日

「この子お散歩が嫌いなんです」で済ませたくなかった

こんばんは。埼玉、朝から太陽がでて気持ちの良い一日でした♪

先日初めて猫のチニタを公園散歩に連れて行きました。

彼は室内飼育の猫だけれども、犬の勉強をしているうちに猫にだって当たり前に外の環境が必要だよね、と思うに至り、外を楽しくお散歩できるようにしてあげたいと思っていたのです。猫という動物の環境エンリッチメントの為のお散歩ですね。

環境エンリッチメントとは・・・
動物の飼育環境を改善するための実践的な工夫。動物を何もしない折に閉じ込め単調な生活を強いることが、苦痛を与え異常行動を発現させる。こうした指摘を受け、1980年代から環境エンリッチメントとして数々の試みが動物園でなされるようになった。
(『行動生物学辞典』東京化学同人より引用。)

我が家は動物園ではありませんが、^^;猫(チニタ)をある意味室内に閉じ込めて生活しているので、彼の環境エンリッチメントの為にお散歩を、ということですね。なので”チニタが心地よくお散歩できる”ということに重点を置きます。

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その為には、リードを付けたりハーネスを着けたりそれをつけて平気で歩けるようになったり(他にも色々、いろいろ。)色んなことに慣らさなきゃ!と思うかもしれませんが、私がまず最初に大切にした(そしてこれらもずっと大切にする)のは、私が彼にとって怖くない存在になるということでした。
チニタにリードをつけるのもハーネス着せるのも外に連れ出すのも全部私なので、彼に接する私、彼の隣を歩く私が彼にとって怖い人だったら、新しい環境で安心して歩けるわけないですもんね。

これ、ワンコさんも同じだなあと思います。
例えば子犬を迎えて初めてのお散歩。ワクチネーションの関係もあるので抱っこ散歩から始める人も多いと思いますが、きっと見るもの聞こえるもの感じるもの全てが初めてで特に小型犬さんは外というものに圧倒されてしまう子も沢山いるかもしれません。
そんな心細い気持ちでいる時、いつも叱られてる人に抱っこされてたらお散歩ってその子にとってどんなものかな。

* * * * *

ちなみに、叱った後に良い行動をしたら思い切り褒めているから大丈夫・・・でしょうか?
いつも叱る怖い人に褒められて犬は(猫は)嬉しいですかね。^^;安心するかな。
それに今怒っていたと思ったらすぐに笑顔になって・・って、そういうのっていつ起こり出していつ機嫌がよいのかわからない不安定な人って解釈されないかな、とか。

大型犬さんなど、中には叱りもものともせずスルーしてくれる子もいるかもしれませんが、でもみんながみんなそういうタイプの子ではないと思いますし、そう言うタイプの子でも叱らない方がいざという時頼りにしてくれるのは安定した人だと思いますよね。

そういう意味では・・・
チニタは知らない人が怖いので人気のないところを散歩していますが、何かあった時にも大慌てせずにチニタを保定してキャリーバッグにいられる安定した自分、というのをいつもイメージしながらでかけています。人形は顔かもしれないけど(これ知ってる人どのくらいいるのかな。^^;)飼い主は安定感が命です。^^;

・・・というところをチニタとお散歩しながら考えていたのでした〜。
猫のお散歩から犬のお散歩を考える、の巻。^^;

自分が一緒に暮らしている動物のことを勉強するのは勿論大切だなと感じますが、猫の事を勉強すると犬という動物が見えて来たり、逆に犬の勉強をしていると猫のことが見えて来たりしますね。
そういう意味ではこちらのテンプル・グランディンさんの本は本当におすすめです。


犬猫以外の動物達のことも書いてあるのですが、犬や猫にも当てはまるなと感じることが沢山出てきます。すると、人間という生きものがどんなに他の動物達と違っていて、じゃあ私たちはどんなことに気をつけてあげれば彼らと上手にそして豊に暮らしていけるのかな、って考えられますよね。もっともっと動物と仲良くなりたい方は人ぜひ読んでみてくださいね!




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2017年05月02日

”逃げる”を考える

こんばんは。世の中はゴールデンウィークに突入ですね。
旅行や里帰りなど計画されてる方も少なくないのかな?みなさん楽しい時間が過ごせますように。

花や木が美しいこの季節。植物についてこんな記事を見つけました。


静かにそこに生えてるだけに見える植物も、色々知ってみると凄いな〜と思いますよね。
上記サイトには彼らが生き残る為または子孫を残す為の戦略(?)が色々紹介されていましたが、その中のひとつとして”毒をもつこと”も紹介されていました。
植物達は敵がやってきても”逃げる”ということができないので、自分たちの中に敵を遠ざけるもの(=毒)を持っているものが多くあるんですよね。これを知るとほとんどの植物が毒を持っているということはある意味当然のことなんだと納得がいくのではないでしょうか。

でもこれって逆に考えると、植物以外の生きもの達が移動できるのは”逃げる為”でもあると言えるのでは?なんて私なんかは思ったりします。
勿論逃げる為だけじゃなくて、食べる為(獲物を獲る為)とか散策する為とか恋のお相手を探す為など、他にも理由は沢山あると思いますが、移動できるのはなぜかということの理由の一つとして”逃げる為の手段”というのがあるといえるんじゃないかなあと。

逃げようとしてもそれが出来ないとき、(動物達は動けるので)身を守る為には相手を攻撃しますよね。
だから逃げ道を阻まれた犬(や猫)が攻撃に転じるというのは、彼らとしては当然の行動と言えるのではないでしょうか。

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犬達は(というか、人間もですが)パーソナルスペースというのをそれぞれ持っていて、その中に侵入されるのを嫌がります。だからお散歩中に他の犬に会った時に「挨拶しなさい」とばかりにリードを引っ張られて無理やり犬同士近づけられるのを嫌がるワンコさんがいるのは当たり前と言えるかもしれません。リードで繋がれていて逃げ場がないのでガウ!っと攻撃に転じてしまう場合も多いのではないでしょうか。

また逃げ場がないと言う意味では、無法地帯と化した閉ざされた場所も逃げることができなくてストレスフルですよね。
私は小さい頃習っていたお稽古事のレッスン場が正に無法地帯と化したことがあって、^^;小学校低〜中学年くらいの子達がフローリングの広い床を大きな声で走ったり転げまわったり、人の脚持って引きずり遊びをしたりという中にいなければならないことがあって、嫌なのに自分も追いかけられたり引きずり回されたりして心底疲れ果てたことがありました。^^;あれは無法地帯と化した(正しい介入者のいない)ドッグランと同じ状態だったなと、犬の勉強をしはじめて思い出すようになったのです。

そんな経験を思い出してしまう私なので、犬達が嫌だよ、恐いよ、助けてと言っていたらそれに応えてあげられるようになりたいなと強く思うようになりました。
そのために”嫌だよ”のサインを見逃さないようにしたいし、パニックになっている彼らを混沌から掬い上げてあげられる様な存在になりたいって思いながら勉強をしています。
そんな時必要な事は、やはりネガティブな気持ちに追い打ちをかけるような罰や叱りではないのですよね。人間仕様の叱りは犬には通じないばかりか彼らを怯えさせることに繋がるし、叱ってる姿は彼らにはとても不安定に映ると思うので。それでは犬達を救えないですもんね。
咄嗟の時にも彼らの気持ちがホッとして、”この人の側にいれば安心”と思ってもらえる様な接し方や在り方を日頃から意識したいと思っています。
ということで、今日は植物を見ていてふと思ったことを記事にしてみました♪



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2017年04月29日

風と犬の気持ちのお話し

こんにちは。またまた一日空いちゃいました。^^;

今日から9日連休の方もいるのかな?
ワンコさんとのお出かけを計画している方もいらっしゃるかもですね。みなさん楽しいGWになりますように♪

昨日、掃除機をかけていたら、いつの間にかルビーが後ろをついて歩いていてですね。
なんと、排気風(っていうのかな)を至近距離で受けながら佇んでいたんですよね。^^;

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耳が普通に聞こえてる頃もそんなに掃除機を嫌がる子ではなかったですが、聞こえずらくなってますます掃除機がどうでも良いものになったのかもしれません。

ルビーのこの姿を見てひとつ思い出したことがあるので書いておこうと思います。

ムツゴロウ先生の「ムツゴロウの動物交際術」という本があるのですが、そこに”逆毛”についての記述があったんですよね。


ご存知の方も沢山いらっしゃると思いますが、動物達の毛はたいてい生えている向きがあって、その向きとは逆に毛が逆立ったり撫でられるということは彼らにとって刺激が強いことなのだそうです。
整っている毛並みが乱れてしまうという事は体温を奪われることに繋がるし、また、毛を逆立てるというのは威嚇や恐怖などを表すものでもあるので、風によって毛が逆立つと動物達は不安になりがちだし、不快感を覚えたりすると。

こういうのを知ると、風の強い日にはいつもよりちょっと過敏になったりするワンコさんの気持ちもわかるような気がしますよね。(いつもより色んなものに吠え易くなったりするかもしれないけど、犬が人を支配しようとしているとか、飼い主を困らせようとしたりしてるのではない訳ですよね。^^;)
それに、例えばお散歩トレーニングやお散歩会など、犬達がその場で居心地良くいられることを目指すような場所では、先生の話しを聞いている間、ワンコさん達がそれぞれ別の方向向いて待ってたりしてくれるのも自然な状態なんだなって思えます。
(勿論別の方向を向く理由は風だけではなく、誰かと会話してるから、というのもあるかもしれません。)

これに倣えば、少しザワザワしてしまったりプチパニックになってるワンコさんのことは、わちゃわちゃ〜っと上下に撫でるより、撫でてもらうのが好きなところを毛の流れに沿ってなゆっくり撫でてあげる方がいいんだなっていうのも分かってきますよね。
先生はよく、逆のワンコさん、つまりちょっと気持ちが沈みがちなワンコさんには、指先で刺激するように触ってあげると良いともおっしゃってましたね。

逆毛のこと覚えておくと、結構ワンコさんと仲良くなることに役だったりして良いかもですね♪


<参考文献>
「ムツゴロウの動物交際術」畑正憲


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