2019年10月11日

”飼い主さんと犬”で描く円(2)

こんにちは。
台風19号の接近がますます気になりますね。どうかどうか、みんな安全にやり過ごせますように。

さて、昨日の続きです。
社会的な動物である犬に、同族と一緒に過ごす時間を与えることは彼らのQOLを高めることに繋がるだろうというお話しで終わったのでした。

確かに、犬には犬の友達が必要です。でも何かの時には飼い主を頼ってほしいですよね。
イヌとヒトが共に歩んできた長い歴史が、私たちに似通った認知能力をも与えたということを知ると、私たちが互いを意識しながら一緒に暮らしていることはとても自然なことだと思えます。だから、ぜひぜひ何かの時には、犬を混沌から救い上げられる自分作りを一緒に目指しませんか。

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自分の犬が吠えた時(または仲間の犬が吠えた時)、散トレでは、”吠える必要のない距離”をとって歩くようにします。すると、吠えやすい犬を連れた方はみんなと離れて歩く形になるので、もしかすると一人(と一匹)で歩いているような気持ちになる方もいるかもしれません。
でも一人じゃないですよ。参加者の方の共通認識としてそれはあるし、また、どんなに離れていても犬たちはボディランゲージや匂いなどで、仲間であることを意識しているはずです。(それが見えるようになった時、きっと感激すると思います。)だから大丈夫です。

散トレは、”飼い主さんと犬”というそれぞれのペアのためのもの。
それぞれのペアがそれぞれのお散歩を楽しむ、ということをみんなで共有する時間&場所です。

もう5,6年も前にルビーと私が参加していた散トレで夏目先生が言っていた言葉をお借りすると、
大きな円の中にそれぞれの小さな円がある状態・・・ つまり、 飼い主さんの近くに常に犬がうろうろしている状態は、まるで犬が飼い主さんを中心に円を描いている様に見え、 そんな小さな円の集まりが公園内で大きな円を描いている状態が理想
だと。

この秋、犬と共に数々の美しい円を公園内に描きませんか?
”円”何て無理!”多角形”になっちゃう!という方でも大丈夫ですよ。
新しい一歩を踏み出す勇気と、そして継続して学び参加してくださる熱心さに支えられてお散歩トレーニングは成り立っていきます。一緒に歩いてくださる方に、感謝の気持ちでいっぱいです


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2019年10月10日

”飼い主さんと犬”で描く円(1)

こんばんは。
台風19号の影響を免れることができなさそうな日本列島です。先日の台風の爪跡がまだ残っているところもありそうなのに・・。出来る備えをしてなんとか乗り切りたいです。みなさんもどうぞお気をつけくださいね。

来週に迫ったさいたまお散歩トレーニング。お天気に恵まれるといいのですが。公園内の水も引いていますように。。。

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お散歩トレーニングは、その空間・時間、またそこにあるもの全てが犬にとって良いものになるような、ポジティブな条件づけの場です。

「え?でも犬が吠えたり跳んだり^^;してたらネガティブな経験にならない?」

って思う方がいらっしゃるかもしれません。

いえいえ。
それ以上の”犬にとって嬉しいもの、心躍るもの、落ち着けるもの”を、そこに集ったみんなで与えまくる場所だから大丈夫なんですよね。

実際、散トレ開始直後あっちでワンワン、こっちでワンワン言っていても、2時間一緒に歩くと一つのパック(群れ)としてとても静かに歩けていることに気づく方も多いでしょう。

叱りのない場所なのでみんなリラックスして笑顔やギャグ(死語?^^;)、褒めことばが溢れているし、その中でさらに穏やかな犬語、大丈夫な距離、優しいリード使い、などをそれぞれ目指していただくので、犬の警戒心や防衛心が次第に消えていくのだと思います。
「この中で一人いきり立ってるのもバカバカしくなるよね」
と、犬が感じるような、そんな空間つくりを目指しているので、犬が飼い主さんのそばでボーっとできるような場所になるのでしょう。若い子はもちろんはっちゃけたりもするでしょう。ルビーは最初、喜びのあまり走っていましたよ。

犬は社会性のある動物なので、犬の仲間が必要です。だから、2時間一緒に他の犬と同じ方向を向いて歩くということは、彼らにとって幸せなことなのではないでしょうか。ただ歩いているだけですが、彼らなりの方法でコミュニケーションをとっていますもんね。多頭飼育ではなかったルビーにとっても、散トレは彼女へのプレゼントだと思いながら参加していたのを思い出します。普段のお散歩でも犬に会いますが、散トレのようにパックになって歩くというのは、彼女にとって仲間の中で自分らしさを存分に表現できる場でもあり、特別な場所だったのではないかと思っています。

・・・と、またしても前置きが長くなってしまったので明日に続きます。


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2019年10月07日

模倣し合う犬と人

こんにちは。雨が落ちてきそうな埼玉です。

週末、朝のお散歩に出かけると、犬たちが公園の芝生の上をのびのび走り回っている姿を見かけるようになりました。
犬も人も夏の疲れが出やすい季節でもありますが、体調に気を付けつつ気持ち良いこの季節を満喫したいですね。

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思春期など、犬が自分の力を試したくなって(様々な挑戦をして)くる時期などには、その行動をしっかり止めていくことがとても大切だと思います。(”叱らない”ことと”行動をしっかり止めること”は両立します。 また、それをリードで繋がっているときにどうやるのかはお散歩トレーニングの時にお話しします。

それと同時に、
「こうやってやろうよ」
と”自分がそれをやって見せること”で相手に提案する姿勢がとても大切だと思っています。

犬のココロをよむ」では、イヌにはイヌを真似る能力(模倣する)があるとされていますが、さらにイヌとヒトという違う動物種間にといても情動伝染が起こりうるとされています。例えば飼い主があくびをすると犬もあくびをする、というのは皆さんも体験したことがあるのではないでしょうか。
また、”あくび”はカーミングシグナル(自分や相手を落ち着けることば)としても知られています。

だとしたら、
落ち着きたい(または相手を落ち着かせる)自分を見せることが、犬たちに
「こうやって落ち着こうよ」
を提案することになるなって思いませんか。

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人間はどうしても

「ああしなさい、こうしなさい」
「それはするな、あれはしなくてよろしい」

と、”言語(人間の言葉)”で語り掛けるクセがあると思いますが、
犬たちの持つ能力(=自分や相手を落ち着けるボディランゲージを持っている/模倣する)を知ったからには、彼らのそういう部分を大切にしたい。
その為には、自分がそれを真似して、そういう自分を見せて
「そういう場合はこうしない?」
と見せることができたら、とても平和な空間が生まれると思います。

お散歩トレーニングはまさにそういう場所です。
罰や叱りや暴力を使わずに、”大人”のことばを使うキャパの広い犬を人間が模倣し、まだ成長途中の未熟な犬(未熟=悪いことではありません。)に模倣されても大丈夫な自分をつくることを目指しています。
そういう空間はきっとどんな小さな子に見せても恥ずかしくないものになるんじゃないでしょうか。

大中小様々な種類の犬が集まって、ある時ははっちゃけ、ある時は鎮まって、色々いてにぎやかで、
「どこが穏やかなんだろう?」
なんて感じる人がいるかもしれません。

でも、若いうちは誰でも(どんな犬でも)はっちゃけて当たり前だし、そういう時期に良いロールモデルに沢山出会えたら幸せだなって思います。
だから、飼い主である私がまずはその一人になりたいし、それを目指す飼い主さんや犬たちの集まる場所をつくる重要性を感じています。
犬も人も、お互いに模倣しあって大丈夫な存在になりたいですね。良いものを目指す人たちと集える場所を作っていきたいです。

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